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男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/モントリオール、ハード)は10日、シングルス準決勝が行われ、第4シードのR・ナダル(スペイン)が第1シードで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)を6-4, 3-6, 7-6 (7-2)のフルセットの末に下し、決勝戦へ駒を進めた。
今回の勝利で、ナダルは今季5度目となるマスターズ1000の大会での決勝進出を決めた。これまでの4度の決勝戦ではBNPパリバ・オープン男子、ムチュア・マドリッド・オープン男子、BNLイタリア国際男子で3勝している。またロジャーズ・カップ男子では過去2005年と2008年に優勝しており、決勝戦では大会3度目の優勝を目指す。
一方、ジョコビッチはロジャーズ・カップ男子で4度目の優勝を狙っていたが、ナダルの粘りに根負けした。またジョコビッチは、2連覇中だったジョコビッチは、大会史上2人目となる大会3連覇を狙っていたが、ナダルに阻まれる結果となった。
今季、両者はモンテカルロ・マスターズ決勝で対戦し、その時はジョコビッチがナダルの前人未踏となる大会9連覇を阻止していた。
これで両者の対戦戦績はナダルの21勝15敗となった。ハードコートでの戦績は6勝11敗。合計36度に及ぶ対戦は、オープン化以降の時代ではI・レンドル(アメリカ)とJ・マッケンロー(アメリカ)の対戦数に並ぶ数字。
勝利したナダルは、決勝戦で第11シードのM・ラオニチ(カナダ)と対戦する。ラオニチは準決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の同胞V・ポスピシル(カナダ)を6-4, 1-6, 7-6 (7-4)で振り切り、マスターズ1000大会で初の決勝進出を果たした。
今回の決勝進出により、大会終了後の世界ランキングで初のトップ10入りを果たす事が決まったラオニチは「今、とてもハッピーだよ。トップ10入りは僕にとって、とても重要で、大きな目標だった。」と、コメントした。
またラオニチが今大会で優勝した場合、1958年以降の地元選手による優勝を達成する。
「トップ10入りも地元選手による優勝もどちらも特別な出来事だけど、どちらかというと今年の目標に掲げていたトップ10入りの方が重要かな。」
「このところ不調だったから、トップ10入りはちょっと難しいようにも思えていたけれど、今大会で目標を達成する事がで出来てほっとしているし、幸せを噛み締めている。」
一方、惜敗を喫したポスピシルは「ラリーになったポイントでは、ほとんどのポイントを僕が取っていた。タイブレークはちょっとしたミスもあって取れなかったけど、積極的に攻めたよ。守りのプレーで試合に負けたくなかったからね。緊張していても積極的なプレーを心掛けた。今回は上手くいかなかったけど、このようなプレーをしていくべきだと思っている。」
《ロジャーズ・カップ男子 対戦表》
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