男子テニスツアーのBMWオープン（ドイツ/ミュンヘン、賞金総額４６万７,８００ユーロ、レッドクレー）は、シングルス２回戦が行われ、前年度チャンピオンで第４シードのＰ・コールシュライバー（ドイツ）が予選を勝ち上がったＥ・コロレフ（ロシア）を6-2, 6-4のストレートで下し、大会連覇へ向けて順当にベスト８入りを決めた。
今大会は、上位シード４選手が１回戦を免除されているため、この日の２回戦が初戦だったコールシュライバーは「ちょっと緊張してしまった。大会を連覇するというのは、いつもと違う気分だね。」と、自身初の大会連覇への気持ちを語った。
また「今日の勝利は、とても嬉しいよ。素晴らしい日だった。観客も最高だったし、その観客の中にはたくさんの友人もいたんだ。本当に特別だった。センターコートでの試合は気持ち良かったね。この大会は２００７年にも優勝していて、ツアー初優勝を遂げた場所。昨年は大会２度目の優勝を飾ったんだ。ドイツでは、２度ある事は３度あると言われている。だから、それに向けてベストを尽くすのみさ。」とコールシュライバーは、大会への意気込みも加えた。
コールシュライバーはベスト４入りをかけて、Ｖ・トロイキ（セルビア）と準々決勝で顔を合わせる。この日トロイキは、Ｒ・シュティエパネック（チェコ共和国）を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
この日行われた試合結果は以下の通り。
●Ｍ・チリッチ（クロアチア）(2) vs. ○Ｉ・ドディグ（クロアチア）, 4-6, 2-6
○Ｐ・コールシュライバー(4) vs. ●Ｅ・コロレフ, 6-2, 6-4
○Ａ・ドルゴポロフ（ウクライナ）(5) vs. ●Ｄ・ツルスノフ（ロシア）, 7-6 (7-2), 7-6 (7-3)
○Ｖ・トロイキ vs. ●Ｒ・シュティエパネック, 6-4, 6-4
今大会の優勝賞金は７万４,０００ユーロ。
■関連記事■
《地元勢コールシュライバーがチリッチ破り優勝◇BMWオープン》
《ツォンガがコールシュライバー下し２年連続ベスト４◇ウィンブルドン》
《ナダルに勝利したロソルが敗退◇ウィンブルドン》
《好調ガルビスが元世界２位ハースとの対戦へ＜BMWオープン＞》
《モンフィスが５７分でシードダウン演出＜BMWオープン＞》
（2013年5月2日12時05分）
東レPPO 前年女王が欠場 
