男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード）は、シングルス４回戦が行われ、第２シードのＲ・フェデラー（スイス）が第１８シードのＳ・ワウリンカ（スイス）を6-3, 6-7 (4-7), 7-5のフルセットで下し、ベスト８進出を決めた。
シード勢が順当に勝ち進んだ場合、フェデラーは準々決勝で第５シードのＲ・ナダル（スペイン）と対戦する。両者の最後の対戦は、昨年の今大会準決勝で、その時はフェデラーが勝利していた。
フェデラーとナダルは過去２８度対戦し、１８勝１０敗とナダルが勝ち越している。ナダルは４回戦で、予選から勝ち上がったＥ・ガルビス（ラトビア）とベスト８進出をかけて対戦する。
この試合、第１セットを先取したフェデラーは、第２セットをタイブレークの末に落とし、勝負の行方は第３セットへ。
第３セット、フェデラーは序盤でワウリンカにブレークを許してしまう。しかし、ブレークバックに成功したフェデラーは、第１２ゲームでこのセット２度目のブレークに成功し、準々決勝進出を決めた。
敗れたワウリンカは、３回戦で元世界ランク１位のＬ・ヒューイット（オーストラリア）をストレートで下していた。ヒューイットは、今大会の２００２・２００３年で優勝を飾っていた。
《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》
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《王座奪還を狙うフェデラーに迫る◇ATPマガジン Vol.155》
（2013年3月14日10時52分）
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