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男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権(アメリカ/メンフィス、賞金総額121万2750ドル、インドアハード)は20日、シングルス1回戦残り6試合が行われ、元世界ランク1位のL・ヒューイット(オーストラリア)がルー・イェンスン(台湾)に2度握られたマッチポイントを跳ね除け、2-6, 7-6 (7-3), 6-4の逆転で勝利、2回戦進出を決めた。
第1セットを先取されたヒューイットは、第2セットで2度のブレークに成功し、ゲームカウント4-1とリードを広げた。その後、ヒューイットはルーにリードを許してしまい、ゲームカウント5-6となる。
続く第12ゲーム、ヒューイットのサービスゲームでは、15-40とルーに2本のマッチポイントを握られる。しかし、集中を高めたヒューイットが、このピンチを切り抜け、タイブレークの末に第2セットを奪い、セットカウント1-1とする。
第3セットでヒューイットは、1度ブレークを許すも、それを上回る2度のブレークに成功し、2時間21分の逆転で勝利を飾った。ルーは、試合を通して7本ものダブルフォルトを犯すなど、ヒューイットに反撃を許してしまった。
「とにかく辛抱強く、諦めずに粘ったんだ。彼(ルー)は、特に第1セットではかなり良いテニスをしていた。しっかりしたストロークを打ってきたんだ。とにかく諦めずに、何とかサーブをキープする事に集中したのさ。まさに戦い続けての勝利だね。」とヒューイットは、厳しい試合を振り返った。
ベスト8進出をかけてヒューイットは、D・イストミン(ウズベキスタン)と2回戦で対戦する。イストミンは1回戦で、第3シードのJ・アイズナー(アメリカ)を下す金星を飾っていた。
この日行われた試合結果は以下の通り。
●M・ラオニチ(カナダ)(2) vs ○J・ソック(アメリカ),3-6, 7-5 ,5-7
○T・ハース(ドイツ)(6) vs ●E・ドンスコイ(ロシア), 7-6 (8-6), 6-4
○A・ドルゴポロフ(ウクライナ)(7) vs ●B・パウ(ドイツ), 6-3, 6-4
○D・ヤング(アメリカ) vs ●X・マリス(ベルギー), 5-1 (途中棄権)
○M・マトセビッチ(オーストラリア) vs ●添田豪(日本), 7-6 (8-6), 6-4
●ルー・イェンスン vs ○L・ヒューイット, 6-2, 6-7 (3-7), 4-6
今大会の優勝賞金は29万1800ドル。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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