男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア（クロアチア/、賞金総額４６万７,８００ユーロ、インドアハード）は７日、シングルス２回戦残り７試合が行われ、過去２度の優勝を誇る第１シードのＭ・チリッチ（クロアチア）がＧ・ゼミヤ（スロベニア）を6-2, 6-3で一蹴し、今大会３度目の優勝へ向けて順当に準々決勝進出を果たした。
今大会、上位４シード選手が１回戦を免除されているため、この日の２回戦が初戦だったチリッチは、試合を通してゼミヤに１度もブレークを許さなかった。第１セットでは２度、第２セットでも１度のブレークに成功したチリッチは、わずか６５分の快勝で勝利をものにした。
試合後、チリッチは「今日のプレーには、とても嬉しく思っている。最高だった。全てが上手くいった。コートでの動き、リターン、そしてサーブも。彼（ゼミヤ）は出だしでちょっと緊張していたようだったけど、それは自分にとって大きなアドバンテージになった。終始、試合をコントロール出来た。唯一、問題だったのは、第２セットのゲームカウント２－２からのサービスゲームで、４回ブレークポイントを握られてしまった事だったけど、その全てを切り抜ける事が出来た。」と、コメントした。
地元クロアチアのエースであるチリッチは、今大会で２００９年・２０１０年と２年連続の優勝を果たしていたが、３連覇を狙った昨年は、準々決勝で敗退していた。今年３度目の優勝を狙うチリッチは、準々決勝でＢ・カブチッチ（スロベニア）と対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○Ｍ・チリッチ(1) vs. ●Ｇ・ゼミヤ, 6-2, 6-3
○Ｊ・メルツァー（オーストリア）(4) vs. ●Ｓ・デウバーマン（インド）, 1-6, 7-6, 6-2
●Ｍ・クリザン（スロバキア）(5) vs. ○Ｒ・ハース（オランダ）, 2-6, 6-4, 4-6
●Ｍ・バグダティス（キプロス）(6) vs. ○Ｂ・カブチッチ, 6-3, 6-7 (2-7), 4-6
●Ｆ・チポッラ（イタリア） vs. ○Ｌ・ロソル（チェコ共和国）, 4-6, 6-2, 3-6
○Ｐ・ペッツシュナー（ドイツ） vs. ●Ｄ・マルカン, 6-3, 6-4
○Ｉ・ドディグ（クロアチア） vs. ●Ｉ・カルロビッチ（クロアチア）, 7-6 (7-2), 6-7 (2-7), 6-3
今大会の優勝賞金は７万４０００ユーロ。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
（2013年2月8日12時37分）
45歳以上国別対抗戦、日本が準V 
