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女子テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会13日目の26日、ロッド・レーバー・アリーナのナイトセションで女子決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位のV・アザレンカ(ベラルーシ)が第6シードのN・リー(中国)に4-6, 6-4, 6-3の逆転で勝利し大会2連覇を達成、さらに世界ランク1位の座を守った。
【アザレンカ、試合後のコメント】
「この2週間は私にとって本当にタフなものだった。この優勝は本当に感動的なものになったわ。リーは、本当に素晴らしいテニスをしていた。(2回の転倒という)不運な出来事が彼女に起ったけど、これがスポーツというものかもしれない。試合に集中し、今自分が出来る事を試合に出せた。こうして、タイトルを獲得出来たから、本当に嬉しく思うわ。」と、試合を振り返るアザレンカ。
「タイトルを守らなければいけないとかを考えた事はない。自分の中では、新たなタイトルを獲得しにいくという感覚。世界ランク1位の座を守る事も同じで、ネガティブにもポジティブにも捉える事が出来る。だから、私はポジティブに捉えるようにしているわ。そうする事が良い結果につながると考えている。」と、アザレンカ。
2度の転倒をしたリーに対してアザレンカは「あのような事が目の前で起こるのは本当に残念。けど、その事は完全に忘れてテニスに集中しなければならない。彼女の転倒が影響し、自分のプレーが出来なくなったとしても、それは自分の責任。だから集中を続けて、冷静に自分のショットを決めるようにしたわ。」と、答えた。
アザレンカは、準決勝のS・スティーブンス(アメリカ)戦でのメディカルタイムアウトの取り方が不適切だったとの非難を受けていたが「そういう批判を乗り越えて優勝する事が出来たから、この優勝は本当に特別な意味を持つものになったと思うわ。綺麗なトロフィーに、またキスをする事が出来て、本当に幸せに思う。」とアザレンカは、涙を浮かべてファンの声援に答えた。
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