- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ジョコビッチが王者の本領発揮◇ATPワールド・ツアー・ファイナル

男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、賞金総額550万ドル、インドアハード)は大会5日目の9日、予選ラウンドロビンのグループAの試合が行われ、シングルス第1試合で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)が対戦。ジョコビッチが6-2, 7-6 (8-6)で勝利するとともに、予選リーグ1位での準決勝通過を決めた。

第1セット、両者サービスキープを続け、迎えた第3ゲーム。ジョコビッチはファーストサーブの入らないベルディフのサービスゲームを攻め、いきなり0-40とリードする。ベルディフもここから挽回し40-40に追いつくものの、続く2本をストロークのミスで失い、ジョコビッチがブレークに成功。続く自身のサービスゲームもあっさりサービスキープし、ゲームカウント3-1リードを拡げる。

ベルディフは続く自身のサービスゲームでもファーストサーブが決まらず、ジョコビッチに強烈なリターンを決められ、再度ブレークを許してしまう。

その後、ジョコビッチはゲームカウント5-2で迎えた自身のサービスゲームで、40-0とリードする。ベルディフも1ポイント返すものの、ジョコビッチが2度目のセットポイントを決め、結局自身のサーブでわずか5ポイントしかベルディフに与えず、このセットを34分で先取する。

続く第2セット、ゲームカウント1-1の第3ゲームで、再びジョコビッチがベルディフのサービスゲームを破る。

このまま一方的な展開になると思われたが、続くジョコビッチのサービスゲームでである第4ゲームで、ジョコビッチが2度のボレーミスからベルディフにブレークを許し、ゲームカウントは2-2に。

徐々にファーストサーブの確率をあげてきたベルディフは、続く自身のサービスゲームもこの日2本目のサービスエースを決めるなどし、サービスキープする。その後は互いにブレークポイントも与えずサービスゲームをしっかりとキープし、試合はタイブレークへ突入。

自身のサービスで迎えたタイブレーク最初のポイントで、ベルディフはラリーから積極的にネットに出てフォアボレーでポイントを奪うと、続くジョコビッチのサービスからのポイントで絶妙なバックハンドのドロップをみせるなどし、2度のミニブレークに成功、リードを3-0に拡げる。続くポイントはダブルフォルトで失うが、そのままリードを保ちベルディフは6-3でセットポイントを迎える。

しかし、ここから今年度の最終世界ランク1位を決めているジョコビッチが驚異的な集中力をみせ、自身の強烈なサービスから2本ポイントを返す。その後、ジョコビッチは、ベルディフのサービスで強烈なリターンを決め、タイブレークを6-6の振り出しに戻す。

追いつかれたベルディフは、ここからミスを重ねてしまい、最後はフォアハンドのリターンが大きくアウト。タイブレーク6-3のリードから5本連続でジョコビッチに奪われ、1時間37分でストレートでの敗戦となった。

勝利したジョコビッチは「準決勝進出のことは考えないようにして、目の前の試合に勝つことだけに集中するようにしたよ。初めて3連勝で予選を勝ち上がることができたのは良かったね。」と、試合後のインタビューに答えている。1位での通過を決めたジョコビッチの対戦相手は、明日行われる予選グループBの結果によって決定する。

ベルディフは、この日のストレートでの敗戦で、得失セット数により予選ラウンドもう1試合の結果を待たずしての予選敗退が決まった。

「セカンドセットは接戦だったね。タイブレークでは僕にもチャンスがあったんだけどね。今日は彼(ジョコビッチ)とベストの試合ができなかったよ。」と、ベルディフ。

両者の対戦はこれが12度目であったが、ジョコビッチの唯一の敗戦はベルディフが決勝に進出した2010年のウィンブルドン準決勝の対戦のみで、直近の対戦ではジョコビッチが9連勝しており、この勝利で対戦成績を11勝1敗としリードを大きく拡げた。

敗れたベルディフであるが、来週には男子テニスの国別対抗戦デビス・カップのスペインとの決勝を控えている。アルゼンチンとの準決勝でベルディフは、1人でシングルスとタブルスで3勝をあげ、チェコの決勝進出に大きく貢献していた。ベルディフは「最高の瞬間がこれから訪れることを祈っているよ。」と、早くもデビスカップ決勝に向けての意気込みをみせている。


【シングルス】

≪グループA≫
N・ジョコビッチ (1) ○-× T・ベルディフ (5), 6-2, 7-6 (8-6)

【ダブルス】

≪グループB≫
M・ブパティ(インド)/ R・ボパンナ(インド) (5) ○-× M・ミルニ(ベラルーシ)/ D・ネスター(カナダ) (2), 7-6 (7-5), 6-7 (5-7), 10-5

(翻訳/大木茂敬)

(2012年11月10日11時15分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

5月17日

マレー、ラケット変更理由明かす (10時08分)

ガウフに快勝、女王が今季4勝目に王手 (8時40分)

マスターズ1000で2名のチリ人が4強の快挙 (7時32分)

ダニエル太郎 元世界9位に屈し8強逃す (3時14分)

西岡良仁 1回戦で途中棄権 (2時55分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsナカシマ (1時08分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsバウティスタ=アグ (0時40分)

トップ10に連勝!激闘制し4強入り (0時09分)

5月16日

第1シード秋田史帆 8強入り (20時39分)

険悪ムードも20戦19勝1敗で4強 (18時45分)

西岡良仁 2日遅れで1回戦へ (16時26分)

ローマ4強 トップ3シードが健在 (15時48分)

3試合以上できる!平日シングルス大会 (15時24分)

快勝で2年ぶり4強 盤石のプレー披露 (14時28分)

【YouTube】マレー、ラケットをHEADからYONEXに変更?! 第1回「テニス Weekly News」 (14時02分)

WOWOW 特別企画の配信がスタート (12時00分)

「今が人生最高のテニス」快進撃で4強 (10時58分)

ズベレフ Big3に次ぐクレー記録に到達 (10時15分)

マレー 相手途中棄権で復帰戦白星 (8時31分)

ダニエル太郎 エルベール下し初戦突破 (7時18分)

5月15日

光崎楓奈ら日本勢14名が初戦突破 (23時43分)

前年王者の島袋将 2回戦敗退 (22時27分)

【1ポイント速報】昨年V島袋将 2回戦 (18時28分)

史上5人目の快挙、4年連続で8強 (17時34分)

全9大会で8強達成!現役11人目の記録 (16時41分)

テニスで年商2億の会社に 講演会開催 (16時01分)

ズベレフ、チャンに並ぶマスターズ記録 (14時54分)

ジェン撃破のガウフが3年ぶりの4強へ (13時19分)

フェデラー現役最後の12日間、密着映像配信へ (11時21分)

全仏OP ティームに主催者推薦与えず (10時11分)

ジョコ撃破の勢い維持、初の8強へ (8時33分)

昨年王者メド 完敗で8強ならず (7時16分)

昨年V島袋将が初戦突破 (0時10分)

【1ポイント速報】昨年V島袋将 1回戦 (0時00分)

5月14日

第1シード秋田史帆が初戦突破 (23時18分)

2時間半の激闘制し大会初8強 (21時15分)

【1ポイント速報】ディミトロフvsフリッツ (18時05分)

大坂なおみ 全仏OPへ手応え (18時00分)

引退示唆マレー、ラケット変更か (10時38分)

世界6位が予選勝者に金星献上 (9時05分)

望月慎太郎 世界233位に屈し初戦敗退 (7時43分)

【動画】観客と険悪ムードのコリンズ (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!