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２２日テニスの世界ランキングが更新され、先週行われたクレムリンカップ男子で準々決勝まで勝ち進んだ伊藤竜馬（日本）が３つあげて自己最高の６０位となった。今季１２２位からスタートした伊藤は、４つのグランドスラムすべてに本戦出場し全豪オープンでは初勝利をあげるなど、トップ１００位内に定着している。

錦織圭（日本）は今季ツアー２勝をあげるも、右足首の怪我から先週以降の大会を欠場しているが、先週から変わらず１６位を維持した。１１月５日から開催されるＡＴＰワールド・ツアー・ファイナルは、成績上位８名に加えて今週からの大会の結果次第となるため、怪我で欠場している錦織の最終戦への出場は絶望的。

上海マスターズで無念の初戦敗退となった添田豪（日本）だが、先週行われたイフ・ストックホルム・オープンの準々決勝でＪＷ・ツォンガ（フランス）に敗れるも順位を１つあげ５６位となった。

女子では、奈良くるみ（日本）は３つ落として１６０位に、土居美咲（日本）は２つ落として１０２位となったが、クルム伊達公子（日本）が先週から５つあげて１００位となり、ベテランが１００位以内に返り咲いた。

森田あゆみ（日本）もランキングを３つあげて７４位と男女共に日本人選手のランキング向上が目立った。