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女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は29日、シングルス決勝が行われ、第17シードのN・ペトロワ(ロシア)が第3シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)に6-0, 1-6, 6-3のフルセットで勝利、今大会シングルスで初優勝を飾った。
第1セットで世界ランク3位のラドワンスカは、ペトロワのファーストサーブが入った時に80パーセントの確率でポイントを奪われ、さらに3度のブレークを許しこのセットをゲームカウント0-6で落としてしまう。このセットでラドワンスカはブレークチャンスすら握れない状態だった。
第2セットはランドワンスカからのサービスゲームで始まったが、いきなりブレークチャンスを握られる。しかし、サービスエースなどでしのいだラドワンスカはこれで息を吹き返し、このゲームをサービスキープ。
この第1ゲームをブレークできなかったペトロワは、続く第2ゲームだけでダブルフォルトを2本犯すなどミスを重ね、ラドワンスカにブレークされてしまう。
その後も勢いに乗ったラドワンスカは、ゲームカウント5-0とする。続く第6ゲームはペトロワにサービスキープされるも、第7ゲームのサービング・フォー・ザ・セットのゲームをしっかりとサービスキープし、セットカウント1-1となる。
第2セット、ラドワンスカはファーストサーブが入った時に82パーセントの高い確率でポイントを獲得していた。
勝敗がかかった第3セットは互いにサービスキープを続けるも、第8ゲームでペトロワがブレークに成功し、ゲームカウント5-3とサービング・フォーザ・チャンピオンシップのゲームを迎える。最後はペトロワがフォアハンドのドライブボレーを決め、1時間41分で優勝を決めた。
ラドワンスカは昨年の今大会で優勝を果たし、この試合に勝利すると大会2連覇となったがそれは叶わず終わった。
ペトロワは試合後のインタビューで「大会に入る前は腰の状態があまり良くなかった。この大きな大会で優勝できて嬉しい。」と、コメント。
勝利したペトロワは準決勝で第2シードのM・シャラポワ(ロシア)を破った第8シードのS・ストザー(オーストラリア)に勝利し決勝進出を決めていた。
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