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男子テニスツアーのマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、賞金総額85万ドル、インドアハード)は25日、シングルス1回戦3試合が行われ、A・ラモス(スペイン)が予選を勝ち上がったJ・ノウル(オーストリア)を6-1, 6-4のストレートで下し、2回戦で第3シードの錦織圭(日本)との対戦を決めた。
世界ランク48位のラモスは、ダブルスのスペシャリストで2008年1月にダブルス・ランキングで自己最高位の6位を記録したノウルに対し、第1セットで1度もブレークポイントを握らせず2度のブレークに成功してあっさり先取する。
第2セットに入るとノウルも徐々に調子を上げ、ラモスからこの試合初のブレークを奪ったものの、2度のブレークを許してしまいゲームセット。ラモスは試合を通して14本のサービスエースを記録するなど、69分の快勝でノウルを退けた。
38歳のノウルは2005年のシーズン開幕戦であるチェンナイ・オープン以来となるATPツアー本戦での試合だったが、2004年5月のハンブルグでのマスターズ1000大会以来となる勝利を飾る事は出来なかった。ノウルはシングルスでは2002年7月に自己最高位の86位を記録していた。
ラモスは2回戦で日本から唯一出場している第3シードの錦織圭と対戦する。今大会は上位シード4選手は1回戦が免除されているため、2回戦からの登場となっている。第1シードがD・フェレール(スペイン)、第2シードにJ・モナコ(アルゼンチン)、第3シードに錦織圭、第4シードにA・ドルゴポロフ(ウクライナ)と続く。
その他の試合では、第7シードのJ・ベネトー(フランス)がC・ベルロク(アルゼンチン)を7-6 (7-2), 6-3で、M・エブデン(オーストラリア)が主催者推薦のP・ダビデンコを6-0, 7-6 (7-4)と、いずれもストレートで下し2回戦へ駒を進めた。
世界ランク34位のベネトーは第1セットで、同ランク49位のベルロクと2度のブレークを分け合いタイブレークへともつれた。しかし、そのタイブレークで主導権を握ったベネトーは、第1セットを先取。勢いそのままにベネトーは第2セットではベルロクに1度もブレークポイントを握らせず、2度のブレークに成功し1時間30分で勝利を飾り、対戦成績を1勝1敗のイーブンにした。
30歳のベネトーは今大会は今年が初出場で、そのデビュー戦を勝利で飾り、今季の成績を22勝19敗とした。
一方、エブデンは第1セットの自身のサービスゲームで、わずか3ポイントしかダビデンコに与えず、ダビデンコのサービスゲーム全てをブレークすると、ベーグルでそのセットを先取した。しかし、第2セットに入ると徐々に冷静さを取り戻したダビデンコがギアを上げ、両者2度のブレークからタイブレークへと突入した。
そのタイブレークではランキングも経験も勝るエブデンが7-4で制し、77分のストレートで初戦突破を果たした。ダビデンコは元世界ランク3位のN・ダビデンコ(ロシア)の甥の20歳、今回がATPツアーの本戦初出場だったが白星を飾る事は出来なかった。
ベネトーとエブデンが2回戦で対戦する。
この日の試合結果は以下の通り。
J・ベネトー (7) ○-× C・ベルロク, 7-6 (7-2), 6-3
A・ラモス ○-× J・ノウル, 6-1, 6-4
M・エブデン ○-× P・ダビデンコ, 6-0, 7-6 (7-4)
今大会の優勝賞金は15万3400ドル。
(翻訳/弓削忠則)
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