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テニスのグランドスラム、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会14日目の9日、女子シングル決勝を行い、第4シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)に6-2, 2-6, 7-5のフルセットで勝利、今大会2008年以来となる優勝を飾った。
第1セット、第2ゲームでセリーナが5度目のブレークポイントをものにし、ゲームカウント2-0とリードする。その後互いにサービスキープするも、第8ゲームでセリーナはラブゲームでブレークに成功、第1セットを34分で先取する。
第2セットに入ると試合の流れはアザレンカに傾き始め、セリーナは2度のブレークを許し、1セットオール、勝負の行方はファイナルセットへ突入。
ファイナルセットは第3ゲーム、第7ゲームでブレークに成功したアザレンカは、第10ゲームでサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップのゲームを迎える。しかし、0-40とセリーナにブレークチャンスを与え、土壇場でセリーナにブレークを許してしまう。
このブレークで息を吹き返したセリーナは、第11ゲームをサービスキープする。続く第12ゲームでチャンピオンシップポイント握ったセリーナは、最後アザレンカのバックハンドがアウトし、試合に終止符が打たれた。
優勝したセリーナは、昨年の今大会で準優勝していた。
敗れた世界ランク1位のアザレンカは、今年の全豪オープンでグランドスラム初優勝を飾っていた。
今年のロンドンオリンピックでセリーナはシングルス・ダブルスともに金メダル、アザレンカは銅メダルを獲得していた。またアザレンカは今大会の準決勝で、銀メダリストのM・シャラポワ(ロシア)をフルセットで下していた。
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