- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

王者フェデラー「とても失望している」全米オープン

テニスのグランドスラム、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会10日目の5日、男子シングルス4回戦残り3試合と準々決勝2試合が行われ、準々決勝に登場した第1シードのR・フェデラー(スイス)が敗退する波乱に見舞われた。その波乱の立役者は第6シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)、7-6 (7-1), 6-4, 3-6, 6-3でフェデラーを下し、今大会初のベスト4入りを果たした。

アーサーアッシュ・スタジアムのナイトマッチに登場したフェデラーはこの日の敗退で、2004年の優勝から昨年まで常にベスト4以上の成績を残してきたが、9年連続の4強入りを阻まれてしまった。加えて2001年以来、初めて第1シードがベスト4に進出できない事態となった。

このスタジアムのナイトマッチでは、これまで負けた事のないフェデラーは「とても失望している。もっとテニスの質を上げるプレーが出来ると思っていた。特にこのスタジアムのナイトマッチでは、これまでも素晴らしいプレーをしてきたからね。この夏の好調を維持出来た事には満足しているけど、今日も安定したプレーが出来ると思っていた。でも、今夜はそうじゃなかった。期待はずれになってしまった。」と、落胆していた。

第1セットで18本ものミスを犯す不安定なプレーのフェデラーは、タイブレークの末、このセットを落としてしまう。

第2セットで2度もフェデラーのサービスゲームをブレークするなど、2010年のウィンブルドン準々決勝でもフェデラーを下したいたベルディフは、セットカウント2-0と勝利へ大きく前進した。

第3セットも第1ゲームでフェデラーからブレークに成功してリードを奪ったベルディフ。しかし第6ゲーム、ダブルフォルトでベルディフはブレークバックを許し、ゲームカウント3-3となる。

流れを掴んだフェデラーは第8ゲームでもブレークを奪い、続く自身のサービスゲームをキープして、このセットを奪った。

反撃に出たいフェデラーだったが、好調なサービスゲームを展開するベルディフから第4セットでは1度もブレークポイントが掴めなかった。その後、第8ゲームでフェデラーは痛恨のブレークをベルディフに許してしまい、ゲームカウント5-3とベルディフのサービング・フォー・ザ・マッチを迎えてしまう。

そのゲームでも、この日好調なサーブから主導権を握ったベルディフは、着実にポイントを重ね、40-0とマッチポイントを握る。最後もセンターへファーストサーブを叩き込んだベルディフに対し、フェデラーのリターンがネット、2時間42分で試合にピリオドが打たれた。

勝利の瞬間、両手を上げて天を仰いで喜びを表したベルディフ。

「もちろん、問題無くストレートでフェデラーから勝てるなんて思っていなかった。何が起こるか分からないと気を付けていたんだ。そして第3セットにそれは起こり、彼は反撃に出て来た。それでも第4セットでは、そんな彼からのプレッシャーを上手く防ぐ事が出来て、よりレベルを上げられた事にはとても満足している。」と、勝利の喜びを語るベルディフ。

決勝への切符をかけてベルディフは、準決勝で第3シードのA・マレー(英国)と対戦する。マレーはこの日、第12シードのM・チリッチ(クロアチア)を3-6, 7-6 (7-4), 6-2, 6-0の逆転で退けての勝ち上がり。

この日行われた試合結果は以下の通り。

[4回戦]
N・ジョコビッチ(セルビア) (2) ○-× S・ワウリンカ(スイス) (18), 6-4, 6-1, 3-1, 途中棄権
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) (7) ○-× A・ロディック(アメリカ) (20), 6-7 (1-7), 7-6 (7-4), 6-2, 6-4
J・ティプサレビッチ(セルビア) (8) ○-× P・コールシュライバー(ドイツ) (19), 6-3, 7-6 (7-5), 6-2

[準々決勝]
T・ベルディフ (6) ○-× R・フェデラー (1), 7-6 (7-1), 6-4, 3-6, 6-3
A・マレー (3) ○-× M・チリッチ (12), 3-6, 7-6 (7-4), 6-2, 6-0

(翻訳/弓削忠則)

(2012年9月6日16時07分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

4月28日

【1ポイント速報】ダニエル太郎、望月慎太郎 1回戦 (23時19分)

大規模停電で試合中断、機械判定できず (21時37分)

世界1位 逆転勝ちで3年連続16強 (17時16分)

【順延】内島萌夏vsアレクサンドロワ (15時39分)

前年王者敗退 ラケット叩きつける (14時45分)

疑惑の判定、証拠写真にファン騒然 (11時59分)

メド16強「迷信は克服」 (10時17分)

錦織圭 次戦を欠場、状態懸念 (8時42分)

ズべレフ 逆転勝ちで16強 (8時30分)

内島萌夏 対トップ10初勝利 (0時13分)

4月27日

内島萌夏 世界3位撃破の大金星 (23時10分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsペグラ (21時46分)

第2シード大坂なおみ 初戦の相手決定 (21時02分)

17歳 園部八奏が柴原瑛菜下しV (20時26分)

今井慎太郎が高橋悠介を下し優勝 (17時47分)

逆転勝ちでマッチ200勝達成 (17時05分)

穂積絵莉 2年ぶりペアで完勝 (14時08分)

逆転勝ちに気付かずベンチ戻る珍事 (11時08分)

錦織圭に快勝、2年連続3回戦へ (10時04分)

憧れジョコ撃破「言葉にできない」 (8時38分)

ジョコ 今季4度目の初戦敗退 (7時40分)

4月26日

柴原瑛菜 伊藤あおい破り決勝へ (22時31分)

河内一真/徳田廉大組が優勝 (21時20分)

錦織圭 ストレート負けで2回戦敗退 (19時13分)

【1ポイント速報】錦織圭vsシャポバロフ (18時02分)

綿貫陽介 世界185位に屈し準決勝敗退 (12時59分)

世界70位 上位選手に驚異の勝率 (12時09分)

過酷すぎ?前週Vも初戦で棄権 (10時40分)

内島萌夏 次戦は世界3位に決定 (9時29分)

ズベレフ 完勝で3度目Vへ好発進 (8時22分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!