HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのニューヘイブン・オープン(アメリカ/ニューヘイブン、賞金総額63万7000ドル、ハード)は23日、シングルス準々決勝全4試合が行われ、元世界ランク1位で第3シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が右膝を負傷しながらも第6シードのD・チブルコワ(スロバキア)に6-2, 6-1の圧勝で勝利、ベスト4へ名を連ねた。
第1セットで2度握られたブレークポイントを切り抜けたウォズニアキは、チブルコワから2度のブレークを奪い、あっさりセットを先取する。
第2セットの第1ゲーム、チブルコワのサービスゲームでアクシデントが起きた。チブルコワのサーブをバックハンドでリターンしたウォズニアキは、右膝に激しい痛みを覚えた。続くポイントでチブルコワがダブルフォルトを犯したところで、ウォズニアキは主審に歩み寄りトレーナーを要求、コートサイドのベンチへ座り込んだでしまった。
「痛みを感じてすぐに決断したの。痛みを感じて1ポイントたった所でトレーナーが必要だと判断したの。鋭い痛みがあったから治療が必要だって。」とウォズニアキは、その時の状況を説明していた。
治療を施してコートに戻りプレーを続けたウォズニアキ。第2セットの第1ゲームはチブルコワがサービスキープしたものの、その後6ゲームをウォズニアキに奪われてゲームセット。わずか70分で敗退する結果となった。
敗れたチブルコワは「彼女のことばかり気になってしなった。自分がまだサーブを打っている時、あんなタイミングでトレーナーを要求するなんて。ゲームの途中で治療を受ける事はほとんどないこと。だからよほど悪いと思ったの。もう動けなくて試合を続ける事は出来ないんじゃないかって。」と、試合への集中力を欠いてしまった事実を明かしていた。
ウォズニアキは第7シードのM・キリレンコ(ロシア)と準決勝で顔を合わせる。この日キリレンコは、予選を勝ち上がったO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)を6-1, 6-2と1時間23分で退けての勝ち上がり。
この日行われた試合結果は以下の通り。
P・クヴィトバ(チェコ共和国) (2) ○-× L・サファロバ(チェコ共和国) (8), 6-3, 6-3
C・ウォズニアキ (3) ○-× D・チブルコワ (6), 6-2, 6-1
S・エラーニ(イタリア) (4) ○-× M・バルトリ(フランス) (5), 6-4, 6-2
M・キリレンコ (7) ○-× O・ゴヴォルツォバ, 6-1, 6-2
今大会の優勝賞金はシングルス10万7000ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.