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女子テニスツアーのニューヘイブン・オープン(アメリカ/ニューヘイブン、賞金総額63万7000ドル、ハード)は19日に初日を迎え、シングルス1回戦4試合が行われて、第5シードのM・バルトリ(フランス)が主催者推薦のL・ロブソン(英国)を6-3, 6-3のストレートで下し初戦突破を決めた。
世界ランク11位のバルトリは同91位のロブソンに対し、終始試合の主導権を握ると12本のダブルフォルトを犯したものの7本のサービスエースを記録するなど、1時間25分のストレートで勝利を物にした。
第2セットはいきなり2度のブレークを奪い4-0とリードしたバルトリは「第1セットを先取して第2セットも4-0とリードした時は、とても気持ち良くプレー出来ていたけど、その後に彼女(ロブソン)がプレーのレベルを上げてちょっと挽回されそうになってしまったの。」と危ない場面もあった事を明かした。
「それでも試合を引っくり返される事はなく、ちゃんと集中するように努めていたから、こうして勝利を上げる事が出来たわ。こうしたストレートの勝利はとても良い勝ち方ね。」と結果的に快勝でロブソンを退けたバルトリは、喜びを表していた。
この日登場したもう一人のシード選手は思わぬ勝利となった。第8シードのL・サファロバ(チェコ共和国)はV・レプシェンコ(アメリカ)と対戦中、6-3, 4-1とリードしたところでレプシェンコが左手首を負傷し途中棄権を申し入れたため、労せず2回戦進出となった。
8月13日発表の世界ランクで自己最高位の19位を記録し始めてトップ20入りしていた25歳のサファロバ。
「トップ20入りするのが、この5年間の目標だったの。数年前からその近くまで来ていたから、やっと達成出来て本当にハッピー!今年はグランドスラムでは良い結果が出来ていないから、もっと上へ行けるはず。その他の大きな大会では結果を出せているわ。今はとても気持ち良くプレーをする事が出来ているの。」
今年はプレミア大会でベスト8が3回、ベスト4が1回、準優勝が1回と、大きな大会でポイントを獲得している事が自己最高位を更新する結果となっているサファロバは、今季最後のグランドスラムである全米オープンでは上位進出を狙いたい。
バルトリはT・パスゼック(オーストリア)と6-3, 6-1で下したS・スティーブンス(アメリカ)と、サファロバはT・ピロンコバ(ブルガリア)と鄭潔(中国)の勝者と、それぞれ2回戦で対戦する。
この日行われた1回戦の試合結果は以下の通り。
M・バルトリ (5) ○-× L・ロブソン, 6-3, 6-3
L・サファロバ (8) ○-× V・レプシェンコ, 6-3, 4-1, 途中棄権
S・スティーブンス ○-× T・パスゼック, 6-3, 6-1
C・スアレス・ナバロ(スペイン) ○-× A・サバイ(ハンガリー), 7-6 (7-3), 6-4
今大会は上位シード2選手は1回戦が免除されているので2回戦からの登場。第1シードにはA・ラドワンスカ(ポーランド)、第2シードにはP・クヴィトバ(チェコ共和国)がエントリーしている。
また、シングルスの予選に出場したものの1回戦で敗退したクルム伊達公子(日本)がA・サバイとのペアーでダブルスに出場している。月曜日行われる1回戦でL・リー=ウオーターズ(アメリカ) / M・モルトン=レビ組と1回戦を行う。
今大会の優勝賞金はシングルス10万7000ドル、ダブルス3万3000ドル。
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