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ロンドンオリンピックのテニス競技(イギリス/ロンドン、芝)は大会9日目の5日、女子ダブルス決勝が行われ、S・ウィリアムズ(アメリカ)/V・ウィリアムズ(アメリカ)組が第4シードのA・フラヴァコバ(チェコ共和国)/ L・フラデカ(チェコ共和国)組に6-4, 6-4で勝利、3度目となる金メダル獲得を決めた。
2000年シドニーオリンピック、2008年北京オリンピックの2大会で、既に金メダルを獲得していたウィリアムズ姉妹。
3度目の金メダルを獲得して姉のヴィーナスは「2人でこのオリンピックの金メダルを獲得できて興奮している。シングルスで客席からセリーナがゴールデンスラムを達成する瞬間を見れたのは、とても素晴らしい事だった。」と、今大会を振り返った。
ウィンブルドンに続く2冠を達成したセリーナは「最近はテニスだけに集中してきた。私の生活は午前中に練習して、午後にトレーニングするだけでした。練習とトレーニングのため(テニスで勝つため)だけに朝起きていた。これまでよりも多くの時間をテニスコートで費やしている。」と、金メダルへの想いを告白している。
決勝戦は第1セット、ウィリアムズ姉妹が1度ブレークに成功し、51分でセットを先取する。
第2セット、たった一度のブレークチャンスを掴んだウィリアムズ姉妹がこれをものにし、以降自らのサービスゲームをキープ。1時間33分で金メダル獲得を決めた。また、ウィリアムズ姉妹は2001年全豪オープンのダブルスで優勝した時に、ゴールデンスラムを達成していた。
試合を通してフラヴァコバ/ フラデカ組は4度のブレークチャンスがありながらも、それを1度も活かす事が出来なかった。
一方、準決勝でフラヴァコバ/ フラデカ組に敗れた第1シードのL・フーバー(アメリカ)/L・レイモンド(アメリカ)組、ウィリアムズ姉妹に敗れた第3シードのM・キリレンコ(ロシア)/N・ペトロワ(ロシア)組の、銅メダル獲得をかけた3位決定戦も行われた。
第1セットは2度のブレークに成功したフーバー/レイモンド組が46分でセットを先取する。
第2セット、後がなくなったキリレンコ/ペトロワ組が3度あったブレークチャンスのうち1度ものにし、1セット奪い返す。
1セットオールとなった時点で、フーバーは腹部の痛みを訴えトレーナーを呼ぶ。これで試合の流れはキリレンコ/ペトロワ組に傾き、ファイナルセットで2度のブレークに成功した結果、4-6, 6-4, 6-1で勝利、銅メダル獲得を決めた。試合時間は2時間19分だった。
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