HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのクロアチア・オープン(クロアチア/ウマグ、賞金総額35万8425ユーロ、クレー)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのF・ベルダスコ(スペイン)が主催者推薦で出場のA・クズネツォフ(ロシア)を6-2, 6-2のストレートで下し、準決勝に駒を進めた。
ベルダスコはクズネツォフに6本のブレークポイントを握られたもののすべて跳ね返し、一方で手にした7本のブレークポイントのうち3本をものにし、格下を畳みかけた。
試合後、ベルダスコは「日に日に調子が上がっており、非常にうれしく思っています。ベスト4入りできて何よりです。今日はいいテニスができました」と話した。
2008年に今大会で優勝しているベルダスコは準決勝で同胞で第4シードのM・グラノジェルス(スペイン)と対戦する。グラノジェルスは準々決勝でM・バッヒンガー(ドイツ)を1-6, 6-3, 7-5の大逆転で下しての勝ち上がり。
グラノジェルスは第1セットを1-6のわずか31分で落としたものの、第2セットを6-3で奪い返すと、試合はファイナルセットへ。
ファイナルセットでは5-3とリードしていたグラノジェルスだったが、そこから粘るバッヒンガーにブレークされてしまい5-5としてしまう。
しかしグラノジェルスは再びブレークに成功すると、リードを生かしてそのまま試合に終止符を打った。
ドローの他の山では地元期待の第2シードM・チリッチ(クロアチア)がW・オディスニク(アメリカ)と対戦、5度のブレークに成功したチリッチが6-4, 6-0で勝利を収め、準決勝進出を決めた。サービスエースは8本を数えた。
試合後、チリッチは「調整するのに最初の数ゲームかかりました。大切な場面でとてもいいテニスができました」と振り返っている。
チリッチは準決勝で昨年覇者で第3シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。ドルゴポロフは第5シードのC・ベルロク(アルゼンチン)を6-4, 6-4で倒してのベスト4入り。
今大会は1990年に始まっているが、その20年以上の歴史の中で第1シードから第4シードがそろって準決勝に進出したのは今回が初めてのことをなっている。
今大会の優勝賞金は6万4700ユーロ。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.