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男子テニスツアーのBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー(ルーマニア/ブカレスト、賞金総額39万8250ユーロ、クレー)は24日、シングルス1回戦残り8試合が行われ、第6シードのA・セッピ(イタリア)が予選を勝ち上がったG・ルファン(フランス)を1-6, 7-6 (7-5), 6-4の逆転で下し初戦突破を決めた。
世界ランク46位のセッピは、同157位で予選を勝ち上がったルファンに第1セットは1ゲームを取る事が精一杯であっさり先取を許してしまう。第2セットで徐々に調子を上げて来たセッピだったが、ルファンも譲らずタイブレークへ。
第2セットのタイブレークを接戦の末に奪ったセッピが試合を振り出しに戻すと、勝敗を決める第3セットではルファンに2度握られたブレークポイントをしのぎ、ルファンから唯一のブレークを奪うと2時間23分の逆転で初戦突破を果たした。
この日登場したもう一人のシード選手である第8シードのI・ドディグ(クロアチア)は、残念な結果に終わっている。ドディッグを下す金星を飾ったのが予選勝者のD・ブランズ(ドイツ)で、ドディッグを7-6 (7-4), 6-2のストレートで下した。
世界ランク77位のドディッグだったが、この日は同119位のブランズに第1セットの接戦をタイブレークで奪われると、第2セットでは一気に流れがブランズに移り、1時間40分のストレートで敗退。今大会初出場ながら初戦で姿を消す結果となってしまった。ブランズはこれが今季初のATPツアー本戦での勝利となった。
セッピはラッキールーザーのE・ヴォイカを6-3, 6-3のストレートで下したC・M・ステベ(ドイツ)と、ブランズは主催者推薦のV・クリヴォイ(ルーマニア)を6-3, 6-3で退けた予選勝者のJ・ゾップとベスト8進出を懸けて2回戦を行う。
その他の試合ではD・セラ(イスラエル)がA・ウングル(ルーマニア)を7-6 (7-2), 6-2で、F・フォニュイーニ(イタリア)がJ・ソウザ(ブラジル)を7-5, 7-6 (7-5)と、いずれもストレートで倒して2回戦進出を決めた。
世界ランク63位のセラは、同93位のウングルに対し、第1セットは8回握られたブレークピンチを7回しのいで、ウングルからも1度のブレークを奪いタイブレークへ。そのタイブレークを主導権を握ったセラが勝ち取ると、第2セットは一気にセラが攻め立て3度のブレークに成功すると、1時間36分のストレートで2回戦へ駒を進めた。
同57位のフォニュイーニは第1セットは1度ブレークを同116位のソウサに許したものの2度のブレークを奪い先取。第2セットは両者1度ずつのブレークを分け合いタイブレークへ。そのタイブレークも接戦の末に勝ち取ったフォニュイーニが1時間46分のストレートで勝利を手中に収めた。
2回戦でセラは第1シードのG・シモン(フランス)と、フォニュイーニは第5シードのM・バグダティス(キプロス)とそれぞれ対戦する。
今大会は上位シード4選手が1回戦を免除されているため、2回戦からの登場。第1シードがシモン、第2シードがF・マイヤー(ドイツ)、第4シードがV・トロイキ(セルビア)、第3シードで出場予定だったJ・メルツァー(オーストリア)が欠場したため、第5シードのバグダティスまでが1回戦を免除されている。
残りの試合では、予選を勝ち上がったA・バラジャがL・ラコ(スロバキア)を6-7 (7-9), 7-6 (7-2), 6-4の逆転で、主催者推薦で出場のM・コピルがT・カンケ(ドイツ)を6-3, 6-2のストレートで下して2回戦へ進んだ。バラジャはP・スタラーチェ(イタリア)と、コピルは第7シードのL・クボット(ポーランド)とそれぞれ2回戦で対戦する。
今大会の優勝賞金は7万1900ユーロ。
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