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男子テニスツアーのハッサン2世グランプリ(モロッコ/カサブランカ、賞金総額39万8250ユーロ、クレー)は大会初日の9日、シングルス1回戦3試合が行われ、第5シードのD・ヤング(アメリカ)と第8シードのF・フォニュイーニ(イタリア)が揃って敗退、波乱含みの開幕となった。
この波乱を演出したのはB・パイユ(フランス)とG・ガルシア=ロペス(スペイン)の2人で、パイユはヤングに4-6, 7-6 (7-5), 6-2で、ガルシア=ロペスはフォニュイーニに6-4, 3-6, 7-5と、それぞれフルセットで勝利している。
第1セットをヤングに先取されたパイユは、第2セット終盤の第11ゲームで2本のブレークピンチを切り抜けると、タイブレークでは2-4の劣勢から逆転しセットオールに追いついていた。
世界ランク102位のパイユは、第3セットでは2度のブレークでヤングを突き放すと、2時間ちょうどで勝利を決めた。勝利したパイユは、2回戦でM・バッヒンガー(ドイツ)とF・ボランドリ(イタリア)の1回戦の勝者と対戦する。
一方のガルシア=ロペスは、初めてフォニュイーニにクレーコートで勝利し、対戦成績を2勝2敗の五分にしている。世界ランク57位のフォニュイーニは、同80位のガルシア=ロペスに対し、昨年の全仏オープン3回戦を含むクレーコートでの2試合に勝利していた。
28歳のガルシア=ロペスは、P・H・マチュー(フランス)とM・ジアディの1回戦の勝者と2回戦で対戦する。
残る試合では、I・アンドレエフ(ロシア)がA・モンタネス(スペイン)に6-3, 6-3のストレートで勝利、初戦突破を決めている。
今大会の優勝賞金は7万1900ユーロ。
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