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男子テニスツアーの下部大会であるITFフューチャーズの筑波大学国際テニストーナメント（茨城/筑波、賞金総額１万ドル、ハード）は８日、シングルス決勝が行われ、第１シードの内山靖崇（日本）が第８シードのＬ・フアンに7-5, 6-4で勝利し、優勝を飾った。

第１セットはともにサービスゲームをキープし続ける中、５-５で迎えた第１１ゲームに内山が初ブレークに成功。続く第１２ゲームをキープし第１セットを先取する。

第２セットに入り、ともにブレークを許し４-４で迎えたフアンのサービスゲームを内山は再度ブレークに成功。内山はサービングフォーザマッチとなった第１０ゲームでサービスエースを２本決めて勝利を手にした。

表彰式のスピーチで内山は、「初めてフューチャーズで優勝したのが２年前のこの大会。思い入れのある大会でまた優勝を出来た事を嬉しく思う。」と語った。

内山は、２０１０年に開催された第１回大会（２０１１年は震災の影響により中止）に続く同大会の連覇を達成するとともに、先月から４週連続で開催された大学主催によるフューチャーズにおいて、第１週の亜細亜大学国際テニス大会と本大会の、合計２つのタイトルを獲得した。