- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

前年度チャンピオンのウォズニアキが敗退◇ロジャーズ・カップ

女子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、賞金総額205万ドル、ハード)は10日、シングルス2回戦残り15試が行われ、前年度チャンピオンで世界ランク1位のC・ウォズニアキ(デンマーク)が敗れる大波乱に見舞われた。その波乱の立役者はR・ビンチ(イタリア)で、ウォズニアキを6-4, 7-5のストレートで下した。

上位シード8選手は1回戦が免除されているため、この日の2回戦が今大会の初戦だったウォズニアキは、強風が吹く悪いコンディションと、強いスピンのフォアハンドとスライスを多様するバックハンドのビンチのプレーに苦しみ、1時間に及ぶ接戦の末に第1セットをビンチに奪われてしまう。

第2セットに入って調子を上げたウォズニアキは、一気に5-1とリードを広げる。しかし、そこから反撃に転じたビンチに徐々に試合の主導権を奪われてしまう。5-1で1本、5-2で2本のセットポイントが取れなかったウォズニアキに対して、徐々に試合を支配し始めたビンチは、終盤はウォズニアキにテニスをさせず6ゲームを連取して1時間52分で勝利。この試合までトップ5選手に対して0勝17敗のビンチだったが、テニス人生で最大の勝利を飾った。

「今日は勝てるような気がしていました。もちろん簡単には行かないのは予測していましたけど。この風でのプレーは難しかったけど、とにかく目の前の1ポイントだけに集中しました。第1セットは彼女(ウォズニアキ)にミスが多いと感じていたけど、第2セットでリードされた時は、常に攻撃的な姿勢を続けて、彼女のフォアハンドへスライスを多様するようにしたのです。テニス人生で最高の勝利となりました。」

と語る28歳のビンチは、今季はすでに3大会で優勝を飾り、世界ランキングも現在は自己最高位の22位まで上昇させている。一方、21歳のウォズニアキは今季は5大会で優勝を飾り、今大会もディフェンディング・チャンピオンとして登場したが、大会2連覇の夢は早くも打ち砕かれた。

「今日の風とビンチのプレーにはとても苦しめられました。リズムを掴むチャンスを見つけられませんでした。初戦はどうしても勝ちたかった。特に第2セットでは5-1とリードしていたから。負けてしまった今となってはもう何もできないので、ただ練習を続けて来週の試合に向かうしかありません。ビンチは相手のリズムを崩すプレーをしました。スライスを多様して、フォアでは攻撃を仕掛けてくるのです。そしてどんなボールも返して来ました。」と、ウォズニアキは試合を振り返りビンチのプレーを称賛していた。

その他、この日の初戦に登場した上位シード勢は順当に3回戦進出を決めた。第3シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)N・ペトロワ(ロシア)を7-5, 6-4で、第4シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)が主催者推薦のS・デュボアを6-0, 6-0で、第5シードのM・シャラポワ(ロシア)は予選勝者のB・ヨバノフスキ(セルビア)をで6-1, 7-5と順当な勝ち上がりを見せた。

第6シードで全仏オープン覇者のN・リー(中国)が同胞のS・ポン(中国)と2回戦を対戦する予定だったが、ポンが臀部の怪我を理由に試合開始前に棄権したため、リーは労せず3回戦へ駒を進めた。第7シードでウィンブルドン覇者のP・クヴィトバ(チェコ共和国)A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を7-6 (7-3), 6-3で、全仏で準優勝だった第8シードのF・スキアボーネ(イタリア)E・マカロバ(ロシア)を6-1, 6-3の快勝で勝利を飾った。

リーは「ロッカーでテーピングをして準備をしていたら彼女(ポン)が来て“なぜテープをしているの?”って聞いてきたの。“試合のためよ。どう言うこと?”と尋ねると“私は試合はしないわよ”って。“冗談言わないでよ”って言ってしまったわ。だって彼女は昨日試合をしたばっかりだったから、まさか棄権するなんて思わなかったから。」と驚きを隠せなかった。

元世界ランク1位で怪我と病気から復帰して来たS・ウィリアムズ(アメリカ)も、今季好調のJ・ジョルジュ(ドイツ)を6-1, 7-6 (9-7)のストレートで退けた。「彼女(ジョルジュ)は良いプレーをして、とても賢いプレーをしていました。特に第2セットを勝ち取れて勝利出来たことには満足しています。ベストのプレーではなかったけど勝てたことは、良いプレーをしたけど負けた時よりよほど良い事。」とジョルジュとの対戦の印象を語っていた。

その他の試合結果は以下の通り。

S・ストザー(オーストラリア) (10) ○-× A・ウズニアッキ(カナダ), 6-3, 6-4
A・ペトコビッチ(ドイツ) (11) ○-× G・アーン(ハンガリー), 6-4, 7-5
A・ラドワンスカ(ポーランド) (13) ○-× P・マーティク(クロアチア), 6-3, 6-3
A・イバノビッチ(セルビア) ○-× I・ベネソバ(チェコ共和国), 6-3, 6-2
G・ウォスコボエワ(カザフスタン) ○-× F・ペネッタ(イタリア), 2-6, 6-3, 6-2
MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン) ○-× D・ハンチュコバ(スロバキア), 7-5, 6-2
L・サファロバ(チェコ共和国) ○-× S・ハレプ(ルーマニア), 6-2, 6-4

この日行われたダブルス1回戦にはクルム伊達公子(日本)/S・チャン(中国)組が第8シードのY・チャン(台湾)/An・ロディオノワ(オーストラリア)組と対戦。クルム伊達/チャン組が7-5, 6-3のストレートで勝利した。ベスト8入りを懸けて2回戦で、V・ドゥシェヴィナ(ロシア)/L・フラデカ(チェコ共和国)組と11日に対戦する。

今大会の優勝賞金はシングルスが36万ドル、ダブルスが10万3000ドル。

(2011年8月11日12時00分)

その他のニュース

5月17日

ローマ4強 ズベレフがV候補筆頭に (11時12分)

マレー、ラケット変更理由明かす (10時08分)

ガウフに快勝、女王が今季4勝目に王手 (8時40分)

マスターズ1000で2名のチリ人が4強の快挙 (7時32分)

ダニエル太郎 元世界9位に屈し8強逃す (3時14分)

西岡良仁 1回戦で途中棄権 (2時55分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsナカシマ (1時08分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsバウティスタ=アグ (0時40分)

トップ10に連勝!激闘制し4強入り (0時09分)

5月16日

第1シード秋田史帆 8強入り (20時39分)

険悪ムードも20戦19勝1敗で4強 (18時45分)

西岡良仁 2日遅れで1回戦へ (16時26分)

ローマ4強 トップ3シードが健在 (15時48分)

3試合以上できる!平日シングルス大会 (15時24分)

快勝で2年ぶり4強 盤石のプレー披露 (14時28分)

【YouTube】マレー、ラケットをHEADからYONEXに変更?! 第1回「テニス Weekly News」 (14時02分)

WOWOW 特別企画の配信がスタート (12時00分)

「今が人生最高のテニス」快進撃で4強 (10時58分)

ズベレフ Big3に次ぐクレー記録に到達 (10時15分)

マレー 相手途中棄権で復帰戦白星 (8時31分)

ダニエル太郎 エルベール下し初戦突破 (7時18分)

5月15日

光崎楓奈ら日本勢14名が初戦突破 (23時43分)

前年王者の島袋将 2回戦敗退 (22時27分)

【1ポイント速報】昨年V島袋将 2回戦 (18時28分)

史上5人目の快挙、4年連続で8強 (17時34分)

全9大会で8強達成!現役11人目の記録 (16時41分)

テニスで年商2億の会社に 講演会開催 (16時01分)

ズベレフ、チャンに並ぶマスターズ記録 (14時54分)

ジェン撃破のガウフが3年ぶりの4強へ (13時19分)

フェデラー現役最後の12日間、密着映像配信へ (11時21分)

全仏OP ティームに主催者推薦与えず (10時11分)

ジョコ撃破の勢い維持、初の8強へ (8時33分)

昨年王者メド 完敗で8強ならず (7時16分)

昨年V島袋将が初戦突破 (0時10分)

【1ポイント速報】昨年V島袋将 1回戦 (0時00分)

5月14日

第1シード秋田史帆が初戦突破 (23時18分)

2時間半の激闘制し大会初8強 (21時15分)

【1ポイント速報】ディミトロフvsフリッツ (18時05分)

大坂なおみ 全仏OPへ手応え (18時00分)

引退示唆マレー、ラケット変更か (10時38分)

世界6位が予選勝者に金星献上 (9時05分)

望月慎太郎 世界233位に屈し初戦敗退 (7時43分)

【動画】観客と険悪ムードのコリンズ (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!