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テニス用品の総合メーカーである「ヨネックス」は2日、昨年のウィンブルドンのジュニア部門女子シングルスで日本人として41年ぶりに決勝進出を果たし同年10月にプロ転向をした石津幸恵(日本)と複数年の用具使用契約を締結した。
契約内容は、ラケット、ウエア、シューズ、バッグなど用具の総合契約となっている。
都内で行われた調印式、そしてその後に行われた記者会見には、米山勉ヨネックス株式会社代表取締役社長、石津、石津のコーチでもある父親の泰彦氏の3名が登壇した。
調印を終えた後の記者会見で米山社長は、「石津選手とヨネックスは小学校の頃からお付き合いがあり、世界への挑戦を全面的にバックアップしていきたい。」と述べ、さらに石津選手の魅力について「まず笑顔が素敵。プレーでは、フォアハンドのスピードが魅力で、スピード化が進む世界のテニスの中でも通用する。」と語った。
コーチとして二人三脚で歩んできた父・泰彦氏は「元々プロを目指してテニスを始めさせたわけではないが、夢がだんだん現実化したことは嬉しい。小さい頃から無駄の無い動きを追求しており、なめらかな動きが筋力が高くなくてもスピードを生むことに直結していると思う。WTAツアーで活躍できる選手になりたいと思う。」とコメント。
石津は、「大好きなヨネックスの一員になれたので、さらに頑張りたいと思います。プロになる夢は叶ったが、(自身の)最終的な目標であるクルム伊達公子(日本)選手の世界ランキング4位という記録を抜くためには、まだまだ頑張らないといけない。今年の目標はグランドスラムに出場することで、1年後、2年後にはグランドスラムでコンスタントな成績を残せるようになりたい。」と意気込みを語った。
石津は世界1位のC・ウォズニアキ(デンマーク)と同じラケット(VCORE 100S)を使用する事が決まっており、ラケットについて「回転がかかりやすくコントロールがしやすい。柔らかいので打ちやすいが、かといって飛びすぎないところが魅力。」とコメント。
石津は今月アメリカに渡りツアー参戦を予定している。
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