HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーの最終戦であるWTAチャンピオンシップス(カタール/ドーハ、賞金総額455万ドル、ハード)は大会5日目の30日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク1位のC・ウォズニアキ(デンマーク)が同2位のV・ズヴォナレーワ(ロシア)に7-5, 6-0のストレートで勝利、決勝に進出した。
第1セット第2ゲームでいきなりブレークに成功したウォズニアキは、ゲームカウント4-1とリードするが、ここからズヴォナレーワに反撃を許し、4-5で迎えた自らのサービスゲームで15-40と逆にセットポイントのピンチに陥ってしまう。
しかし、ウォズニアキはこのピンチを切り抜けると、第11ゲームでこのセット3度目のブレークに成功、続くゲームをしっかりとキープし第1セットを奪う。
第2セットに入ると、ミスを連発するズヴォナレーワに対し、ウォズニアキは堅実なプレーでポイントを重ねていきベーグルで圧倒、1時間24分で勝利した。
試合後のインタビューでウォズニアキは「第1セット4-1とリードしていて、気が付いたら彼女が2本のセットポイント握っていました。まず観客の皆さんに感謝しています。皆さんがいなければ、ここには居れませんでした。」と、観客に感謝の意を述べた。
一方のズヴォナレーワは「第2セットの序盤で集中力を失くしてしまい、彼女に3ゲームを与えてしまいました。気が付いた時にはもう手遅れでした。彼女はすでに第2セットをコントロールしていました。彼女の様な選手には、ミスをしてはいけません。とても残念です。」と、肩を落とした。
昨年の今大会では、初出場ながらベスト4進出を果たしていたウォズニアキは、S・ウィリアムズ(アメリカ)との準決勝で無念の棄権敗退を喫していた。
初のビッグタイトル獲得に王手をかけたウォズニアキは、決勝でK・クレイステルス(ベルギー)と対戦する。両者は昨年のUSオープン決勝でも対戦しており、その時はツアー復帰したばかりのクレイステルスがストレートで勝利、劇的な復活優勝を飾っていた。
決勝を前にウォズニアキは「今はこの時を楽しむだけです。これほど大きな大会の決勝ですしね。明日がどうなるか楽しみです。」と意気込みを語っている。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.