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女子テニスツアーのBGLルクセンブルグ・オープン(ルクセンブルグ/コッケルショーヤ、賞金総額22万ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、R・ビンチ(イタリア)が第8シードのJ・ジョルジュ(ドイツ)を6-3, 6-4のストレートで下し、WTAツアー3勝目を手にした。ビンチは優勝賞金3万7000ドルを獲得した。
ノーシードから勝ち上がっていたビンチは、2回戦のB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)との接戦をくぐり抜けて決勝に進んでいた。決勝では第1、2セットともに早々にブレークに成功し、格上に対して先手を打った。
試合後、ビンチは「ジュリア(ジョルジュ)はすばらしいプレーをする選手ですが、今日は調子が悪かったようです。今週の鍵は2回戦の試合で、ファイナルセットは7-6というスコアでした。その試合に勝ったことで、準決勝には進めると思っていました。今日はすべてのポイントに集中したことがよかったと思います。特にサービスゲームでは集中度を高めました。」と振り返った。「これから1週間、国に戻り、その後はフェドカップの決勝に参戦します。」
ビンチはこれまで2007年のボゴダ(コロンビア)ならびに2009年のバルセロナ(スペイン)で2勝しており、これでツアー3勝目となった。また決勝戦での戦績を3勝1敗とした。1敗は今季のバルセロナの大会で、決勝では全仏オープンで優勝したF・スキアボーネ(イタリア)に敗れていた。
一方、敗れたジョルジュは、今年7月のガシュタイン女子(オーストリア)に続き、ツアー2勝目を狙っていた。ジョルジュは準々決勝で元世界女王で第4シードのA・イバノビッチ(セルビア)をストレートで下しており、調子はよかったが、決勝では疲労がたまっていたようだ。
試合後、ジョルジュは「今日はかなり疲れていました。彼女(ビンチ)はとてもいいプレーをしていました。私の方はいいプレーができませんでした。」と肩を落とした。
ダブルス決勝では、第2シードのT・バシンスキー(スイス)/T・ガルビン(イタリア)組が第1シードのI・ベネソバ(チェコ共和国)/ザーロバ・ストリツォバ組を6-4, 6-4で下し、優勝を決めた。同ペアは今夏、ブダペストとプラハの大会で優勝しており、ペアとしてうれしいツアー3勝目を決めた。
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