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女子テニスツアーのチャイナ・オープン(中国/北京、賞金総額450万ドル、ハード)は大会初日の2日、シングルス1回戦8試合が行われ、クルム伊達公子(日本)がA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)に6-0, 6-4で快勝、2回戦に駒を進めた。
東京で行われていた東レPPOではM・シャラポワ(ロシア)やD・ハンチュコバ(スロバキア)ら強豪を下し3回戦に進出していた40歳のクルム伊達は、世界ランク63位のメディーナ=ガリゲスから9ゲームを連取し一気に第1セットを先取すると、第2セットは3-3まで追いつかれながらも終盤で振り切った。
「私は挑戦が好きです。みんなが私のモチベーションについて質問してきますが、私はテニスを楽しみ、ツアーで旅することをエンジョイしているだけです。」とクルム伊達。「私は40歳でほとんどの選手が半分くらいの歳です。年齢のことは良く聞かれますが、今年は世界ランク50位か60位くらいまで上がり、グランドスラムの本戦に出場できます。とても楽しいですし、あと1年か2年くらいは頑張ろうと思います。」
韓国オープンでベスト8、東レPPOで3回戦進出と好調を維持しているクルム伊達は、2回戦で第7シードのE・デメンティエワ(ロシア)と対戦する。クルム伊達とデメンティエワはUSオープンの前哨戦でも対戦しており、その時はフルセットの接戦でクルム伊達が敗れていた。
その時の試合を振り返ったクルム伊達は「USオープンの数週間前に対戦して、私が第1セットを取りました。第2セットでも2-0とリードしていましたが、ミスをしてしまい、大事なポイントでダブルフォルトをしてしまいました。彼女と初めての対戦でしたし、最初は彼女も混乱していたと思います。今回は彼女も序盤から適応していくるでしょうし、戦術が大切になって来るでしょう。ベストを尽くします。」と、意気込みを語った。
2008年の今大会覇者である第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)は、K・ザコパロバ(チェコ共和国)を7-5, 7-5のストレートで下し、順当に2回戦進出を決めた。
1時間34分で勝利したヤンコビッチは「トーナメントの初戦はいつもタフですし、ベストのプレーで出来るかわかりません。だけど、何とか踏ん張って、出来るだけ多く返球するようにプレーしました。」と試合を振り返った。
この他の試合の結果は以下の通り。
A・ボンダレンコ(ウクライナ) ○-× Y・チョウ, 6-2, 6-0
O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ) ○-× MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン), 6-3, 6-2
A・ペトコビッチ(ドイツ) ○-× L・サファロバ(チェコ共和国), 6-2, 6-3
E・ヴェスニナ(ロシア) ○-× A・サバイ(ハンガリー), 7-6 (7-4), 1-6, 6-3
T・バシンスキー(スイス) ○-× J・ジョルジュ(ドイツ), 3-6, 6-4, 7-6 (7-4)
P・シュニーダー(スイス) ○-× Y・シュウェドワ(カザフスタン), 6-1, 6-4
今大会の優勝賞金は77万5500ドル。
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