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女子テニスツアーのパレルモ国際女子(イタリア/パレルモ、賞金総額22万ドル、クレー)は金曜日に準々決勝を行い、地元から主催者推薦で出場のR・オプランディ(イタリア)が第2シードのA・レザイ(フランス)を7-5, 6-0のストレートで下し、準決勝進出を決めた。
元トップ50ランカーで、現在は世界ランク90位のオプランディは、同20位のレザイに対し、第1セット、5-5から2ゲームを連取して同セットを7-5で先取する。
第2セットに入ると、オプランディの勢いは止まらず、猛攻で同セットを6-0で奪うと、そのまま試合に終止符を打った。第2セットはわずか23分という短さだった。
オプランディは2006年にローマとブダペストの大会でベスト8入りし、世界46位にまでランキングを伸ばしていた。しかしそれ以降は調子を落とし、いずれのシーズンも200位以下で終えていた。
しかし最近はITFサーキットで36勝7敗という好成績をあげ、トップ100圏内までにランキングを戻してきている。
今回、WTAツアーで初めての準決勝進出を決めたオプランディは、試合後「とてもうれしい。初めての準決勝だからね。今日の試合は簡単ではなかった。今回の勝利は、4年前にV・ズヴォナレーワ(ロシア)を倒して以来の最高の勝利。この状態が続くといいわ。テニスは今、絶好調なの。」と話した。
オプランディは土曜日の準決勝でK・カネピ(エストニア)と対戦する。両者の対戦成績は1勝0敗でオプランディがわずかにリードしている。第5シードのカネピは準々決勝で第3シードのS・エラーニ(イタリア)を6-2, 6-2で一蹴しての勝ち上がり。
試合後、カネピは「今日は多くのプレッシャーをかけることができた。結構いいプレーができた。サラは簡単な相手ではないけど、今日は常に試合をリードすることができた。」と振り返った。
一方、ドローの他の山では、昨年覇者で第1シードのF・ペネッタ(イタリア)が予選から勝ち上がったN・ヤゴステラ=ビベス(スペイン)を6-4, 6-2で下し、順当に準決勝進出を決めた。元トップ40ランカーのヤゴステラ=ビベスだったが、ペネッタ戦では6本のダブルフォルトを犯し、自滅した。
地元でオプランディとのイタリア人同士の決勝戦をもくろむペネッタは、準決勝で第8シードのJ・ジョルジュ(ドイツ)と対戦する。両者は初対戦となる。ジョルジュは準々決勝でベテランのJ・クレイバス(アメリカ)を6-2, 6-4で退けての勝ち上がり。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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