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女子テニスツアーのスウェーデン女子オープン(スウェーデン/バスタッド、賞金総額22万ドル、クレー)は土曜日に決勝戦を行い、第2シードのA・レザイ(フランス)が第4シードのG・ドゥルコ(アルゼンチン)を6-3, 4-6, 6-4のスコアで下し、うれしい今季ツアー2勝目、キャリア通算4勝目をあげた。同時にレザイは優勝賞金3万7000ドルを獲得した。
5月のマドリードの大会でV・ウィリアムズ(アメリカ)に勝っているレザイは、第1セットでドゥルコのサービスゲームを2度ブレークすると、同セットを6-3で先取する。
第2セットに入るとドゥルコが反撃を開始、第1ゲームでいきなりレザイのサービスをブレークすると、その後も2度のブレークに成功、同セットを6-4で奪い返す。
勝負のファイナルセットではレザイが4-0と大きくリードするが、粘るドゥルコは4-5まで追いつく。しかし第10ゲームではレザイが第3セットで4度目となるブレークに成功し、このセットを6-4で奪うと、そのまま試合に終止符を打った。
レザイは決勝まですべてストレート勝ちを収めていたが、決勝ではドゥルコの勢いに押され、この試合の第2セットで今大会初めてセットを落とした。全体を通じてミスの多いプレーだったレザイだが、一方で要所ではすばらしいプレーで観客を魅了し、見事、トロフィーを手中に収めた。
試合後、レザイは「彼女は決して諦めることがなかったので、第2セットの終わりでは私はいいプレーができなくなってしまった。コートカバリングがよく、いいプレーをし、私のリズムを崩しにかかっていた。」と敗者を称えた。
レザイは9本のダブルフォルトがあったものの、得意の強打で粘るドゥルコを振り切った。ドゥルコは準決勝で第1シードのF・ペネッタ(イタリア)を倒していた。
両者はこれまで2度の対戦があり、いずれもドゥルコが勝っていた。今回レザイは、ようやくドゥルコから初勝利をあげることができ、優勝に花を添えた。
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