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女子テニスツアーのスウェーデン女子オープン(スウェーデン/バスタッド、賞金総額22万ドル、クレー)は木曜日にシングルス準々決勝4試合を行い、第3シードのL・サファロバ(チェコ共和国)、第4シードのG・ドゥルコ(アルゼンチン)を含む上位4シード選手が順当にベスト4進出を果たした。
第3シードのサファロバは第8シードのB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで下した。第1セットを先取したサファロバは第1セットでは先にブレークを許す苦しい展開からブレークバックに成功し、タイブレークの末に2時間03分でザーロバ・ストリツォバを下した。
チェコ同士の対戦を制したサファロバは「とても厳しい試合だった。二人とも緊張していたと思うの。だってお互いを良く知っているんですもの。」と、親しい選手との対戦について語っていた。
第3シードのドゥルコは予選を勝ち上がったA・ブルジッチと対戦中、ドゥルコが第1セットで5-0とリードしたところでブルジッチが左太腿を負傷、そのまま試合続行が不可能なり棄権を申し入れ、ドゥルコが労せず準決勝入りを決めた。
ドゥルコは、ダブルスのパートナーでもあり親交の厚い第1シードのF・ペネッタ(イタリア)と決勝進出を懸けて対戦する。ペネッタはこの日、ベテランのJ・クレイバス(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで退けての勝ち上がり。
ドゥルコはペネッタとの対戦成績を3勝2敗とリードしており、特にクレーでは2勝0敗と得意としている。両者は今季ダブルスでも好調で、プレミア大会3大会で優勝、マドリッドでも準優勝を飾り、今季ここまでのダブルスのペア・ランキングもウィリアムズ姉妹に次いで2位に位置している。
サファロバは第2シードのA・レザイ(フランス)と準決勝で顔を合わせる。この日の準々決勝でレザイは、第5シードのA・パーラ=サントンハ(スペイン)を6-1, 6-4で破り勝利を上げた。レザイは第1セットをあっさり奪うが、第2セットの第1ゲームでいきなりブレークを奪われる。しかしまた集中力を高めたレザイはすぐにブレークバックに成功し、その後もブレークを奪い78分でパーラ=サントンハを退けた。
レザイは「第1セットを簡単に取って、第2セットの序盤で集中するのは難しかった」と試合を振り返った。サファロバとの対戦について「彼女はとても良い選手。これまでも何度か対戦しているし、今回も簡単な試合にはならないでしょう。」と付け加えていた。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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