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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会4日目の24日、第24シードのJ・アイズナー(アメリカ)とN・マウー(フランス)の男子シングルス1回戦が再開され、アイズナーがファイナルセット第138ゲームで訪れたマッチポイントを決め、3日間に及んだ戦いに終止符を打った。最終スコアは6-4, 3-6, 6-7 (7-9), 7-6 (7-3), 70-68だった。
大会2日目の火曜日に始まった試合は、お互いに2セットずつを分け合いファイナルセットに突入となったところで日没のために中断、翌日に順延となっていた。そして試合が再開された大会3日目、タイブレーク方式ではなくどちらかが2ゲーム以上の差をつけて6ゲーム以上を取らなければ終わらないファイナルセットが行われたが、7時間以上戦い続けても決着がつかずゲームカウント59オールで再び日没となっていた。
そして試合開始から3日目、試合はファイナルセット第119ゲームから再開された。再開後もお互いに決めてがないままサービスキープが続く中で迎えた第138ゲーム、アイズナーが15-40とマッチポイントを握ると2本目で冷静にパッシングショットを決めゲームセットとなった。
3日間に及んで行われた試合は数々の記録を塗り替えることとなった。3日間合計の試合時間である11時間5分は、これまでの記録を大幅に塗り替えテニス史上最長時間。またファイナルセットだけでも8時間11分と最長記録を更新したほか、2人がプレーしたゲーム数183も1試合での最多ゲーム数となった。
さらにアイズナーが記録した112本のサービスエースは、2008年にI・カルロビッチ(クロアチア)が記録した78本を大きく上回る新記録、さらにマウーも103本のサービスエースを決めており、両者併せて215本はこれまでの記録であった96本の倍以上となる記録となった。
試合終了後には、数々の記録を打ち立てた歴史的な試合を記念したセレモニーが行われ、T・ヘンマン(英国)から両者に記念品が贈呈された。
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