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女子テニスツアーのフランス・ガス・オープン(フランス/パリ、賞金総額70万ドル、ハード)は13日、シングルス準決勝2試合が行われ、第1シードのE・デメンティエワ(ロシア)がノーシードのM・ウダン(アメリカ)に4-6, 6-3, 6-3の逆転で勝利、決勝進出を果たした。
今季2勝目を目指すデメンティエワは、決勝でL・サファロバ(チェコ共和国)を迎え撃つ。ノーシードのサファロバは、第2シードのF・ペネッタ(イタリア)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で下し、決勝に進出している。
試合後の会見でデメンティエワは「こんなに難しい試合を勝つことができて、本当に満足しています。彼女は本物のファイターですし、今シーズンで最も難しい勝利の一つだったと思います。」と、苦しい勝利であったことを明かした。
今大会では自分よりランキングの高い選手達から勝利をあげていたものの、快進撃を止められたウダンは「自分に何ができるか分かっているので、自分自身にプレッシャーをかけていました。負けるのは好きではありません。私にとって敗戦は十分ではありません。」と悔しさをあらわにした。
昨年の決勝ではA・モレスモ(フランス)の前に準優勝に終わっていたデメンティエワは、この日の試合で第1セットを失ったものの、第2セット第9ゲームでこのセット3度目のブレークに成功し、セットオールに追いつく。
第3セット第6ゲームで決定的なブレークに成功したデメンティエワは、そのリードを守りきり2時間24分で勝利、決勝への切符を手に入れた。
もう一方の準決勝では、世界ランク46位のサファロバが同12位のペネッタに対し見事な逆転勝利を収めている。
試合後の会見でサファロバは「私達は二人とも良いプレーをしていましたし、全てのポイントでファイトしていましたから、勝つことができてとても嬉しいです。最後は2ポイントが3ポイントくらいの違いでしかないと思います。」と、接戦を制した喜びを語っていた。
今大会の優勝賞金は10万7000ドル。
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