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女子テニスツアーのASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、賞金総額22万ドル、ハード)は4日、シングルス1回戦が行なわれ、第3シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)がJ・ジョルジュ(ドイツ)を6-3, 7-5のストレートで下し、2回戦に進出した。
現在20歳で世界ランク16位のウィックマイヤーは、X・マリス(ベルギー)とともに昨年の11月、世界アンチ・ドーピング協会が定める現在位置の報告を3回怠ったために、規約違反による1年間の出場停止という処分を受けていたが、その後に申し立てを行い、12月16日に処分取り消しの決定を勝ち取っていた。
今大会には主催者推薦で出場しているウィックマイヤーは「タフな初戦だったわ。辛い時期が続いていたので、再びコートに立って競技できることは素敵なことです。」と晴れて競技に復帰できたことへの喜びを語っていた。
この他のシード勢では、第1シードのF・ペネッタ(イタリア)がJ・クレイバス(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで下し、今シーズン初戦を勝利で飾っている。
第2セット序盤にブレークを許したものの巻き返しに成功し、わずか67分で2回戦進出を決めたペネッタは「初戦はいつもタフだから、本当に満足しているわ。シーズン最初の試合だったし、たくさん期待されていたから緊張したわ。」と喜びのコメントを残した。
この他の試合では、元世界ランク4位のクルム伊達公子(日本)が、元世界ランク5位のA・チャクエタゼ(ロシア)を6-1, 6-2のストレートで退ける活躍を見せている。2008年に長いブランクから現役に復帰した39歳のクルム伊達は、昨年から主戦場を世界ツアーに移している。
また、昨年後半を肋骨の負傷のために棒に振っていた世界ランク28位のD・チブルコワ(スロバキア)がA・ドゥルゲグ(ルーマニア)を6-0, 6-3で下したほか、M・リバリコワ(スロバキア)が第8シードのA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を6-2, 6-3で下し、それぞれ2回戦に進出している。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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