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女子テニスツアーの下部大会であるITFサーキットのダンロップ・ワールド・チャンレンジ(愛知/豊田、賞金総額7万5000ドル、インドアカーペット)は29日、シングルス決勝が行われ、第2シードのクルム伊達公子(日本)がB・ヨバノブスキーに7-5, 6-2のストレートで勝利、見事タイトルを獲得した。
世界ランク82位のクルム伊達は、これで今季2度目となるツアー下部大会での優勝となる。また今季は、9月に行われた韓国オープンでツアー優勝しているため、これで今シーズン3勝目となった。
一方、敗れたヨバノブスキーは現在17歳ながら、世界ランク195位と伸び盛りの選手で、準々決勝で第1シードの森田あゆみ(日本)を破るなど快進撃を続けていたが、決勝では21歳上のクルム伊達の経験の前に敗れ去った。
また前日に行われたダブルス決勝には、日本勢から井上明里(日本)/米村明子(日本)組が登場していたが、準決勝で第2シードのクルム伊達/Y・ブスキ組を破ったM・イラコビッチ(ニュージーランド)/T・タナスガーン(タイ)組が6-1, 6-4で勝利している。
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