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男子テニスツアーのバレンシア・オープン(スペイン/バレンシア、賞金総額201万9000ユーロ、ハード)は3日、シングルス1回戦8試合を行い、手首の怪我から復帰した世界ランク4位で第1シードのA・マレー(英国)が主催者推薦のD・ヒメノ=トラバー(スペイン)を6-3, 6-1と、完全復活をアピールする勝利を挙げ初戦突破を決めた。
今季最後の4大大会であるUSオープンでまさかの4回戦敗退を喫したマレーは、9月18日から20日にかけて行われた男子国別対抗戦(デビスカップ)のヨーロッパ/アフリカ・ゾーン1の入れ替え戦に出場して以来、この日まで手首の痛みを訴え大会出場を控えていた。そのデビスカップでは、ポーランド相手にシングルスで2勝を挙げるもその他の試合に敗れ敗戦。来年の同ゾーン2への降格が決まった。
この日、安定したサービスゲームを展開したマレーは徐々に試合感も戻し第1セットを先取すると、第2セットはわずか1ゲームしか与えず地元から主催者推薦で出場のヒメノ=トラバーを1時間で下し、I・アンドレエフ(ロシア)を6-3, 6-3のストレートで下したL・メイヤー(アルゼンチン)との2回戦へ進んだ。
前年度覇者で第8シードのD・フェレール(スペイン)は、奇しくも昨年の決勝戦と同じ顔合わせとなったN・アルマグロ(スペイン)との1回戦を7-5, 6-7 (3-7), 6-2と、2時間16分の接戦を制し辛くも2回戦進出を決めた。
アルマグロは今大会がクレーで行われていた2006年と2007年で優勝し、2008年も準優勝を飾っていたが、今年からハードコートへと変更となり初戦敗退を喫してしまった。フェレールは2回戦でA・モンタネス(スペイン)と対戦する。
その他のシード勢では、第5シードのG・シモン(フランス)がI・クニツィン(ロシア)を6-3, 6-2で、第6シードのG・モンフィス(フランス)が主催者推薦のM・グラノジェルス(スペイン)を6-4, 6-2のストレートで、第7シードのT・ロブレド(スペイン)がC・ロクス(ベルギー)を6-0, 5-7, 6-3のフルセットで下し、順当に2回戦へと進んだ。
シモンはT・ベルディフ(チェコ共和国)と、モンフィスはG・ガルシア=ロペス(スペイン)と、ロブレドはF・ロペス(スペイン)と予選勝者のA・マーティンの勝者と、それぞれ2回戦で顔を合わせる。
その他の試合では、J・モナコ(アルゼンチン)がM・バッサロ=アルグエッロ(アルゼンチン)を6-3, 6-2のストレートで、P・クエバス(ウルグアイ)が元世界1位のJ・C・フェレーロ(スペイン)を2-6, 7-6 (7-4), 6-3の逆転で下し、1回戦突破を決めた。
今大会の優勝賞金は32万3000ユーロ。
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