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テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会15日目の14日、女子ダブルス決勝が行なわれ、第4シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)/V・ウィリアムズ(アメリカ)組が、第1シードのC・ブラック(ジンバブエ)/L・フーバー(アメリカ)組を6-2, 6-2のストレートで下し、1999年以来2度目の優勝を成し遂げた。
女子シングルス準決勝でマッチポイントを握られた際に、スポーツマンシップに反する行為をしたとしてコードバイオレーションを受け、そのポイントペナルティによって敗退していたセリーナは、ルール上最高額となる1万ドルの罰金を受けていたが、この日の勝利によって、優勝賞金42万ドルを姉であるヴィーナスと分け合うこととなった。
試合後のインタビューでセリーナは「全てに対しサポートしてくれるファンの方々に感謝したいです。本当に皆さんを愛していますし、悪いイメージは持ちたくありません。」と、センターコートに駆けつけた数千人のファンに向けてコメントした。
しかしこのインタビューでは、インタビュアーのP・マッケンロー(アメリカ)がセリーナに対し、「何が謝罪のきっかけになったのか?」と質問しようとすると、会場内からブーイングが。あわてて姉のヴィーナスが飛び出し「お客さんは”パトリック早く次に行け”って言っていると思うわ。」とフォローする一幕もあった。
試合は第1セットと第2セットでブラックのサービスゲームを2度ずつブレークしたウィリアムズ姉妹が、ディフェンディング・チャンピオンであるブラック/フーバー組を1時間29分で圧倒、全豪オープン、ウィンブルドンに続き今季3個目となるグランドスラム・ダブルスタイトルを手に入れた。
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