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セリーナ、ヴィーナスら上位陣が2回戦へ◇USオープン

テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は31日に開幕、女子シングルスのボトムハーフの1回戦が行われ、ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)をはじめ、第3シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)、第7シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)ら上位陣が順当に2回戦に進出したほか、2年ぶりに復帰したK・クレイステルス(ベルギー)も初戦を突破した。

この日のセンターコートの第3試合に登場したセリーナは、A・グラッチ(アメリカ)に6-4, 6-1とわずか62分で快勝している。今季の全豪オープンとウィンブルドンを制し、今大会4度目の優勝を目指すセリーナと対戦したグラッチは「自分の状況を感がないようにしたの。他のコートで他の選手と試合をしていると思い込むようにしたけど難しかったわ。特に初めてセンターコートで試合をするときはね。」と試合を振り返っていた。

第3シードのヴィーナスはこの日のナイトセッションに登場、世界ランク47位のV・ドゥシェヴィナ(ロシア)に第1セットを先取されたものの6-7 (5-7), 7-5, 6-3の逆転で初戦突破を決めている。

54本の凡ミスを犯しながらも勝利を手にしたヴィーナスは「今日は挑戦だったわ。だけど勝ちたかった。良いショットもそうでないショットの時も、しっかりと受け止め次のポイントに向かっていったわ。」と試合について語った。

2000年と2001年に今大会を制しているヴィーナスは、これまで今大会では1度も1回戦で敗退したことはない。しかしこの日は、第1セットを失った後の第2セットでもドゥシェヴィナにゲームカウント5-4とリードを許し、あと数ポイントで敗北のピンチに接していた。

グランドスラム通算7勝のヴィーナスは、そこから7ゲームを連取し試合の流れを取り戻すと、2時間43分の激闘を逆転で制し2回戦へ進出した。

世界ランク7位のズヴォナレーワは、N・ヤゴステラ=ビベス(スペイン)に6-0, 6-4で快勝し2回戦進出を決めている。第1セットをわずか17分で先取したズヴォナレーワは、第2セットでも3本のブレークチャンスの内2本をゲームに結び付け勝利を手にした。

センターコートのオープニングマッチに登場したクレイステルスは、世界ランク79位のV・クツゾワ(ウクライナ)を6-1, 6-1で一蹴、優勝した2005年以来となる今大会での試合を勝利で飾った。

引退した2007年以来となるグランドスラムでの試合を終えたクレイステルスは「いつもより少し緊張したわ。私にとってここは、とても特別なコートなの。だけど楽しめたわ。あのコートでは、とても良い気分でした。」と、4年ぶりとなるセンターコートの感触を語っていた。

元世界ランク1位で、唯一となるグランドスラムタイトルを今大会で獲得しているクレイステルスは、2回戦で第14シードのM・バルトリ(フランス)と対戦する。バルトリはR・デ=ロス=リオス(パラグアイ)を6-1, 6-0で圧倒しての2回戦進出。

この両者には最近になって因縁が出来ている。2年ぶりにツアーに戻ってきたクレイステルスの復帰戦の相手がバルトリで、その時はクレイステルスが勝利していた。

早くも実現したリベンジのチャンスを前にバルトリは「私はただコートに行って、彼女よりランキングが高い選手であることを自覚するだけです。きっと勝てるでしょう。今回は何をすれば良いか分かっています。ゲームプランもありますから、前回とは違った展開になるでしょう。」と意気込みを語った。

この他の試合の結果は以下の通り。

V・アザレンカ(ベラルーシ) (8) ○-× A・ドゥルゲグ, 6-1, 6-1
F・ペネッタ(イタリア) (10) ○-× E・ガロビッツ(ルーマニア), 6-0, 6-4
A・ラドワンスカ(ポーランド) (12) ○-× P・メイヤー(オーストリア), 6-1, 6-2
S・ストザー(オーストラリア) (15) ○-× 杉山愛(日本), 6-4, 4-6, 6-4
A・モレスモ(フランス) (17) ○-× T・マレック(ドイツ), 6-3, 6-4
N・リー(中国) (18) ○-× I・オラル(ルーマニア), 7-6 (7-4), 6-3
A・メディーナ=ガリゲス(スペイン) (20) ○-× B・ブロドスキー(アメリカ), 6-4, 6-4
D・ハンチュコバ(スロバキア) (22) ○-× M・ショーネシー(アメリカ), 6-2, 4-6, 6-1
K・チャン(台湾) ○-× K・カネピ(エストニア) (25), 6-0, 2-6, 6-2
F・スキアボーネ(イタリア) (26) ○-× Y・モイスバーガー(オーストリア), 6-1, 6-2
MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン) ○-× S・バンマー(オーストリア) (28), 6-4, 1-6, 7-6 (7-5)
E・ヴェスニナ(ロシア) (31) ○-× L・フラデカ(チェコ共和国), 6-4, 7-6 (7-5)
M・キリレンコ(ロシア) ○-× M・コリツェワ(ウクライナ), 6-2, 6-1
B・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国) ○-× M・ドマホウスカ(ポーランド), 2-6, 6-2, 6-3
M・リバリコワ(スロバキア) ○-× V・テトロー, 6-3, 4-6, 6-1
J・クレイバス(アメリカ) ○-× C・ガリクソン(アメリカ), 6-3, 7-6 (7-5)
A・クルベール(ドイツ) ○-× A・ペトコビッチ(ドイツ), 6-4, 5-7, 6-3
A・チャクエタゼ(ロシア) ○-× 瀬間友里加(日本), 4-6, 6-1, 6-2
T・バシンスキー(スイス) ○-× V・マナシエバ(ロシア), 6-3, 6-4
V・キング(アメリカ) ○-× A・ヤキモバ(ベラルーシ), 2-1, 途中棄権
S・ボーゲル(スイス) ○-× A・ブリアンティ(イタリア), 6-7 (10-12), 6-1, 6-3
M・シンク(ハンガリー) ○-× M・カメリン(イタリア), 6-3, 6-4
A・ウズニアッキ(カナダ) ○-× L・グランビル(アメリカ), 6-1, 7-6 (9-7)
M・ラシェール・ダ・ブリート(ポルトガル) ○-× M・ヨハンソン(フランス), 1-6, 7-5, 6-1
S・ミルザ(インド) ○-× O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ), 6-2, 3-6, 6-3
K・フリッペンス(ベルギー) ○-× J・ドキッチ(オーストラリア), 6-3, 6-4
B・マテック(アメリカ) ○-× I・ベネソバ(チェコ共和国), 6-3, 6-4

今大会の優勝賞金は160万ドル。

(2009年9月1日14時20分)
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