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女子テニスツアーのLA女子テニス選手権(アメリカ/ロサンゼルス、賞金総額70万ドル、ハード)は5日、シングルス2回戦を行い、杉山愛(日本)が第8シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)に2-6, 1-6で敗れ上位進出を果たせなかった。
この日の杉山は、ラドワンスカのサーブを1度ブレークしたが、自身のサービスゲームを5度ブレークされるなど、終始試合の主導権を相手に握られわずか59分で敗退。上位シードの壁を破ることはできなかった。ラドワンスカは、A・クレイバノワ(ロシア)を6-3, 3-6, 6-1で下したA・チャクエタゼ(ロシア)と3回戦で対戦する。
世界ランク1位で第1シードのD・サフィーナ(ロシア)はD・ハンチュコバ(スロバキア)を6-2, 6-4のストレートで下し順当に3回戦進出を決めた。「今日は良い試合だった。まだ進歩していると感じているの。安定したプレーができたし、特別なことは何もしていない。お互い同じようなプレースタイルだから、どちらが主導権を握れるかが鍵だった。今日は大切なポイントで自分の方が積極的にできたと思う」と、サフィーナは試合を振り返っていた。
サフィーナはこの日の勝利で、今シーズン獲得ポイント上位8選手のみが出場できるツアー最終戦の『ソニー・エリクソン・チャンピオンシップ』への出場権を獲得した第1号となった。サフィーナは準々決勝進出を懸けて第14シードの鄭潔(中国)と対戦する。鄭潔はE・ヴェスニナ(ロシア)を6-4, 4-6, 6-0のフルセットで下しての勝ち上がり。
シングルスで敗退した杉山とハンチュコバはダブルスでは第2シードで出場しており、C・チュアン(台湾)/ヤン・ツー(中国)組と準々決勝で対戦する。
右肩の手術から復帰中のM・シャラポワ(ロシア)も2回戦に登場し、第3シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦。6-7 (4-7), 6-4, 6-2の逆転の末、勝利を上げ、3回戦へ駒を進めた。12本ものダブルフォルトを犯すなど、まだ肩の調子は万全ではないシャラポワだが、今日はその安定したストロークで今季すでに3大会で優勝を飾っているアザレンカを振り切った。
「今日のような試合は大好き。彼女はどんな劣勢からでも挽回できる選手。ミスも少なく多くのラリーを必要としたわ。正しい戦略、しかも賢い戦略をもって試合に臨まなければならなかった。状況に応じて正しい判断と調整ができた。勝てて嬉しい」と、シャラポワは試合を振り返って喜びを語った。
加えて「じっくり辛抱強く戦って、勝利への道を探さなければならないのは分かっていた。彼女にしっかりついて行って、必要な時にレベルアップできたことには満足している。今日の二人はそこが違ったわね」と、勝因も分析していた。ベスト8入りを懸けてL・サファロバ(チェコ共和国)を5-7, 6-4, 7-5の逆転で倒したA・ボンダレンコ(ウクライナ)と顔を合わせる。
その他の試合結果は以下の通り。
S・シルステア(ルーマニア) ○-× C・ウォズニアキ(デンマーク) (4), 1-6, 6-4, 7-6 (7-5)
N・ペトロワ(ロシア) (5) ○-× S・ペア(イスラエル)ー, 6-4, 2-6, 6-3
U・ラドワンスカ(ポーランド) ○-× D・チブルコワ(スロバキア) (7), 6-4, 6-7 (6-8), 6-4
F・ペネッタ(イタリア) (10) ○-× C・ヴァンデウェージ, 6-2, 6-4
N・リー(中国) (12) ○-× A・ウズニアッキ(カナダ), 4-6, 6-4, 6-2
S・ストザー(オーストラリア) (13) ○-× M・キリレンコ(ロシア), 6-2, 6-4
S・リシキ(ドイツ) (17) ○-× E・マカロバ(ロシア), 6-1, 6-4
Y・ウィックマイヤー(ベルギー) ○-× J・クレイバス(アメリカ), 7-6 (7-2), 6-1
今大会の優勝賞金は10万7000ドル。
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