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アガシとグラフが、ＩＴ企業数社を訴える
元世界ランク１位同士のカップルである、Ａ・アガシ（アメリカ）とＳ・グラフ（ドイツ）夫妻が、彼等の許可無く彼等の名前をドメイン名に使用したとして、ＩＴ関係の会社数社に対し米連邦地方裁判所に訴えを起こしたと、アガシの地元のラスベガス・サン紙が伝えた。
訴えを起こされた会社は、アンチグアバーブーダのセントジョンズ、フロリダ州パナマシティ、アリゾナ州スコッツデールにそれぞれある会社で、その訴えは、それらの会社はドメインの不法占拠を行い、アガシとグラフのイメージを許可なしに使用したと主張するもの。
その訴えには「アンドレ・アガシはプロテニス選手として、過去最高の選手の一人。８個ものグランドスラム優勝を成し遂げ、オリンピックでも金メダルを獲得し、４大大会全てで優勝したわずか５人に名を連ねている。現役時代は、選手としての輝かしい功績に加え、数多くのＣＭにも出演し世間に名を馳せた。２００６年に引退後も、慈善事業を熱心に行い、商標登録されたアガシと言う名前をトレードマークとしたビジネスを繰り広げて、未だに世間に広く名前を知られている。」と、彼のことが綴られている。
皮肉なことに、アガシ自身は現役時代にはインターネットは使っていないと語っていた。
（2009年5月14日10時47分）
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