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4月25日と26日に行われる女子テニスの国別対抗戦であるフェドカップのワールドグループ準決勝は、ここ5年間で4度の優勝を誇る強豪ロシアと、2006年の優勝国で2007年の決勝をロシアと争ったイタリアの一戦に注目が集まる。
20日の月曜日に発表になった女子世界ランキングで、初の1位の座に着いたD・サフィーナ(ロシア)や、同3位にいるE・デメンティエワ(ロシア)を欠くロシアではあるが、今回の対戦も同6位のV・ズヴォナレーワ(ロシア)、同9位のS・クズネツォワ(ロシア)、同10位のN・ペトロワ(ロシア)のトップ10選手に加え、同22位のA・チャクエタゼ(ロシア)と言う、豪華な顔ぶれを揃えた。
一方、地元で迎え撃つイタリアは、同14位F・ペネッタ(イタリア)、同44位のF・スキアボーネ(イタリア)、同37位のS・エラーニ(イタリア)、同52位のR・ビンチ(イタリア)の布陣で臨む。昨年の決勝戦でも対戦した両国だが、エースのペネッタを筆頭に、先週のバルセロナのクレー大会で自身2度目の優勝を飾った好調ビンチを含めた布陣で、ロシアに一矢報いる。
もう1つの準決勝はアメリカとチェコ共和国で争われ、勝った国が11月7日と8日に行われる決勝戦を戦い、今季の世界ナンバー1の国が決まる。
アメリカは先週の水曜日に発表したメンバーで、B・マテック(アメリカ)とA・グラッチ(アメリカ)が代表デビューを果たす。加えてダブルス・ランキング1位のL・フーバー(アメリカ)とM・オーディン(アメリカ)の布陣で臨む。フーバーとオーディンは2月に行われた準々決勝でも代表を務めていた。
ヴィーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹を欠いたアメリカは、2月にもメンバーに選ばれていた同39位のマテックがエースとなる。マテックは臀部の怪我のため2月のフェドカップを欠場し、その後もツアー離脱を余儀なくされていた。アメリカは2000年の優勝以来トロフィーを手にしておらず、2003年の準優勝を超える成績を残すため、チェコへ乗り込む。
チェコ共和国は同29位のI・ベネソバ(チェコ共和国)、同47位のL・サファロバ(チェコ共和国)、同48位のP・クヴィトワ、ダブルス・ランキング7位のK・ペシュケの布陣でアメリカをブルノに招いてインドア・ハードコートで行われる。
女子国別対抗戦は、ワールドグループと、ワールドグループ2、その下に各地域に分かれて行われる地域大会がある。今週末の25日と26日にはワールドグループの準決勝2試合と、それぞれのグループへの入れ替え戦も同時に行われる。
日本は2月に行われたワールドグループ2の1回戦に敗れたため、アジア・オセアニア・ゾーンへの降格とワールドグループ2への残留を懸けて、ヨーロッパ・アフリカ・ゾーンを勝ち上がってきたポーランドとの入れ替え戦へ臨む。
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