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男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア(クロアチア/ザグレブ、賞金総額45万ユーロ、ハード)は大会2日目の火曜日に、第1シードのI・アンドレエフ(ロシア)が初戦で姿を消す波乱含みの1日となった。
その波乱の立役者は予選から勝ち上がったI・ドジグで、アンドレエフを6-1, 6-4の75分のストレートで下した。世界ランク425位で23歳のドジグは、これが自身2度目のATP大会本選出場で、嬉しい初勝利を大金星で飾る結果となった。ドジグはE・ガルビス(ラトビア)と2回戦で対戦する。
そのガルビスは、予選勝者のD・ツルスノフ(ロシア)を4-6, 6-4, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。ツルスノフは世界ランク30位ながら、エントリーの関係上、予選からの出場となってしまい、同45位のガルビスに初戦で敗れてしまった。
この日はシード・ダウンが相次いだ。第5シードのJ・メルツァー(オーストリア)と第6シードのA・セッピ(イタリア)、第8シードのS・ボレッリ(イタリア)も初戦で敗退する結果となった。それぞれ金星を上げたのは、E・コロレフ(ロシア)が6-4, 6-0でメルツァーを、M・ズベレフ(ドイツ)が7-6 (7-4), 3-6, 6-2でセッピを、V・トロイキ(セルビア)が6-3, 6-4でボレッリを下した。
コロレフは月曜日に1回戦を勝ち上がった主催者推薦のA・ベイチと2回戦を行う。ズベレフはV・ハネスク(ルーマニア)と主催者推薦のL・ゾブコの勝者と、トロイキは地元のベテラン、I・リュビチッチ(クロアチア)と2回戦を行う。
シード勢で2回戦進出を果たしたのは、第3シードのI・カルロビッチ(クロアチア)と第7シードのM・アンチッチ(クロアチア)の地元勢。カルロビッチはP・ペッツシュナー(ドイツ)を6-3, 6-4で、アンチッチは予選勝者のL・ラコ(スロバキア)を6-4, 6-7 (6-8), 7-5で退けた。カルロビッチは予選勝者のD・フルバティ(スロバキア)を6-2, 4-6, 6-1で下したS・スタコフスキ(ウクライナ)と、アンチッチはT・ガバシュビリ(ロシア)と2回戦で対戦する。
J・ヘルニチ(チェコ共和国)は主催者推薦のN・メクティッチを6-3, 7-5のストレートで下し、2回戦では第4シードのP・H・マチュー(フランス)とR・カラヌシッチ(クロアチア)の勝者と顔を合わせる。
今大会の優勝賞金は7万3000ユーロ、優勝ポイントは250。
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