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女子テニスツアーのベル・チャレンジ(ケベック/カナダ、賞金総額17万5000ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、地元期待の第5シードA・ウズニアッキ(カナダ)がノーシードのG・ウォスコボエワ(ロシア)を6-2, 6-2のストレートで下し、見事準決勝進出を決めた。試合時間は68分だった。
ウズニアッキは今季、大躍進を遂げており、世界ランキングを147位から37位まで上昇させている。また、カナダ人女性として20年ぶりにWTAツアーで優勝を飾った。
準々決勝のウズニアッキは、ツアー初のベスト8入りを果たしていたウォスコボエワを圧倒、わずか4ゲームしか許さず、力の差を見せつけた。
ウズニアッキは準決勝で第6シードのB・マテック(アメリカ)と対戦する。マテックは準々決勝で同胞のM・オーディン(アメリカ)を7-6 (9-7), 6-1で下した。マテックはツアーでの決勝進出の経験がまだない。
ドローの他の山では、第1シードのN・ペトロワ(ロシア)がM・シンク(ハンガリー)を6-1, 6-4で下し、ベスト4入りを決めた。ペトロワはランキングで最高3位まで登りつめたことがあるが、現在は11位まで下げている。
ティア3の今大会で、ドローに残る唯一のトップ35選手であるペトロワは、今週、まだ1セットも失っておらず、3試合でわずか14ゲームしか落としていない。
26歳のペトロワはシーズン当初、ペースを落としていた。しかし、8月のシンシナティの大会で優勝をきっかけに徐々に調子を取り戻してきている。またこの準々決勝の勝利により、見事、ドーハ(カタール)で開催されるシーズン最終戦への切符を手にした。
試合後、ペトロワは「準決勝に進めてうれしい。ドーハのことは考えないようにし、ただ試合に集中しようと努力した。第2セットはベストのプレーをし、第3セットまでもつれ込まないようにしたわ。」と話した。
「ドーハに行くのが楽しみ。今季をこのような形で終えられてうれしい。」
ペトロワは準決勝で、ラッキー・ルーザーで本選入りしたA・ヘインズ(アメリカ)と対戦する。ヘインズは準々決勝でN・デシー(フランス)に2-6, 7-6 (7-2), 6-3のスコアで逆転勝ちした。
189位の24歳ヘインズは、今回がツアー初の準々決勝だった。ヘインズは、F・ペネッタ(イタリア)が私的な理由で出場を取り止めたことにより、本選入りを果たしていた。
そのヘインズは「最高の一週間を過ごしている。家に帰りたくないわ。コートにも慣れてきているし、ここでいいプレーができていてうれしい。明日のペトロワ戦はタフな試合になることは分かっている。彼女との対戦は初だけど、楽しみたい。」と抱負を語った。
今大会の優勝賞金は2万8000ドル。
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