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女子テニスツアーの広州国際女子オープン(中国/広州、賞金総額17万5000ドル、ティア3、ハード)は日曜日に決勝を行い、第1シードの24歳V・ズヴォナレーワ(ロシア)が第4シードのS・ポン(中国)を6-7 (4-7), 6-0, 6-2の逆転で下し、見事優勝を飾った。
今年に入ってから絶好調のズヴォナレーワは、今回が5度目の決勝進出で、プラハの大会に続いて今季2勝目を飾った。現在世界ランク9位のズヴォナレーワは他の3大会、ホバート、ドーハ、チャールストンの大会では惜しくも準優勝に終わっていた。
地元観客の応援を背に、ポンはズヴォナレーワのサービスを2度ブレーク、第1セットをタイブレークの末に先取した。しかし徐々に調子を上げてきたズヴォナレーワは、第2セット以降ポンを圧倒し、激戦に終止符を打った。ズヴォナレーワはWTAツアー7勝目をマーク、優勝賞金2万8000ドルを手にした。
試合後、ズヴォナレーワは「第1セットは攻めきれなかった。少し受身にまわっていた。」と振り返った。「彼女(ポン)はすばらしく、闘志あふれる選手。でも経験の差で逆転できたわ。」
一方、惜しくも敗れたポンはツアー初優勝を狙っていた。これでポンのズヴォナレーワとの戦績は0勝4敗となった。
ポンは「決勝に進めてとてもうれしいわ。今大会には私のファンが多くいたから、タフな試合でも勝つことができたと思う。」と観客に感謝のメッセージを送った。
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