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女子テニスツアーの広州国際女子オープン(広州/中国、賞金総額17万5,000ドル、ティア3、ハード)は土曜日に準決勝を行い、第1シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)が地元期待の第3シード鄭潔(中国)を6-3, 7-5で下し、見事決勝進出を決めた。
世界ランク9位のズヴォナレーワはこれで今季5度目の決勝進出。ズヴォナレーワはこれまでホバート、ドーハ、チャールストン、プラハの大会で決勝に進み、プラハの大会では優勝を飾っている。また北京オリンピックでは銅メダルを獲得した。
WTAツアー7勝目を狙う24歳のズヴォナレーワは、日曜日の決勝で第4シードのS・ポン(中国)と対戦する。ポンは準決勝でノーシードのC・パン(フランス)に6-2, 6-1で圧勝した。
ツアー初優勝をもくろむ世界40位のポンは、ズヴォナレーワと過去3度の対戦があり、いずれもズヴォナレーワが勝っている。
準決勝でズヴォナレーワに敗れた鄭潔は、左足首の怪我で昨シーズン後半の7カ月を棒に振りながらも、今季はウィンブルドンで中国人選手として、初の4強入りを果たしていた。ランキングも一時は133位まで下降したが、この3カ月ほどで33位までランクアップさせていた。
地元ファンは鄭潔対ポンの中国人同士の決勝を期待したが、残念な結果に終わった。
今大会の優勝賞金は2万8000ドル。
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