HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
USオープン大会第4日目の28日、女子シングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク188位のJ・コイン(フランス)が、第1シードのA・イバノビッチ(セルビア)から6-3, 4-6, 6-3で勝利する波乱が起きた。
トップシードながら、早くも大会を後にしたイバノビッチは、「コートにいく時に、彼女(コイン)のプレーを見たことがなかったから、すごく緊張していた。なにを予想すればわからなかった。ゆっくり試合に入れると思っていたけど、彼女は予想とは全く違うプレーをした。彼女はサーブがすごく良くて、パワーのあるショットを打ち込んできた。」とコメントした。
コインの27本に対し、34本もの凡ミスを犯したことについてイバノビッチは、「ミスが多すぎたし、サーブもそんなに良くなかった。もっと良いプレーが出来るのがわかっているだけに、とてもイラついた。負けてとても残念だけど、これを受け入れなければならない。」と語った。
グランドスラム初出場で3回戦進出を果たしたコインは、3回戦で同胞のA・モレスモ(フランス)と対戦する。第32シードのモレスモは、K・カネピ(エストニア)を2-6, 6-4, 6-0の逆転で下し、3回戦に進出している。
地元期待のウィリアムズ姉妹の2人、V・ウィリアムズ(アメリカ)とS・ウィリアムズ(アメリカ)の二人は、順当に3回戦進出を決めた。
姉で第7シードのヴィーナスは、R・デ=ロス=リオス(パラグアイ)を6-0, 6-3と、1本のブレークピンチを迎えることなく、わずか59分で勝利を収めた。「彼女(デ=ロス=リオス)の持ち味は高いボールで、大抵の選手には有効だけど、私の身長とリーチではそれほどでもない。」と貫禄のコメント。
ヴィーナスは3回戦で、第27シードのA・ボンダレンコ(ウクライナ)と対戦する。ボンダレンコは、S・リシキ(ドイツ)を6-4, 1-6, 6-4で下しての勝ち上がり。
妹の第4シードのセリーナは、E・ヴェスニナ(ロシア)に6-1, 6-1で圧勝、わずか58分で3回戦に進出した。セリーナの3回戦の相手には、第30シードの杉山愛(日本)が勝ち上がっている。14年連続での初戦突破を果たしていた杉山は、20歳のO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)を4-6, 7-6 (7-4), 6-1の逆転で下し、2年ぶりの3回戦進出を果たしている。
この他の上位シード勢は、第6シードのD・サフィーナ(ロシア)が、R・ビンチ(イタリア)を6-4, 6-3で下している。北京五輪で銀メダルを獲得したサフィーナは、5月以降、好調を続けており34勝4敗の成績を残している。
この他の試合の結果は以下の通り。
A・ラドワンスカ(ポーランド) (9) ○-× M・デュケマリノ, 6-0, 7-6 (7-3)
T・ガルビン(イタリア) ○-× A・サバイ(ハンガリー) (13), 5-7, 6-2, 6-3
F・ペネッタ(イタリア) (16) ○-× S・ポン(中国), 6-2, 6-7 (8-10), 6-1
A・コルネ(フランス) (17) ○-× B・マテック(アメリカ), 7-6 (7-5), 6-1
D・チブルコワ(スロバキア) (18) ○-× I・オラル(ルーマニア), 6-2, 6-2
N・ペトロワ(ロシア) (19) ○-× 謝淑薇(台湾), 6-4, 6-2
S・ブレモン(フランス) ○-× N・バイディソバ(チェコ共和国) (20), 7-5, 6-3
A・グローネフェルド(ドイツ) ○-× J・ムーア(オーストラリア), 6-1, 6-3
T・バシンスキー(スイス) ○-× Y・チャン(台湾), 6-3, 6-2
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.