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北京オリンピックのテニス競技(中国/北京、ハード)は大会第5日目の15日、男子シングルス準決勝が行われ、第12シードのF・ゴンサレス(チリ)と、第2シードのR・ナダル(スペイン)が勝利、決勝に進出するとともにメダル獲得を確定させた。
センターコート第1試合でゴンサレスは、第8シードのJ・ブレーク(アメリカ)と対戦、ファーストセットを落とすも4-6, 7-5, 11-9で逆転勝利を収め、決勝に進出、アテネでの銅メダルに続き、2大会連続でのメダル獲得となった。
2時間52分にも及んだこの試合でゴンサレスは、40本のウィナーと11本のサービスエースを決め、3度のブレークチャンスを活かした。また、第3セットではブレークに3本のマッチポイントを与えるも、これらを死守、逆に自らの5度目のマッチポイントで勝負を決めた。
それに対しブレークは、第3セットで6度のブレークチャンスを迎えたが、いずれも活かせず、試合を通して70本の凡ミスを犯してしまった。
一足先に決勝進出を決めたゴンサレスは、第2シードのナダルと金メダルを争うこととなった。ナダルは、センターコート第3試合で、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を6-4, 1-6, 6-4で下し、決勝進出を決めている。
来る月曜日に発表される最新ランキングで、史上24人目の世界ランク1位の座に就くことが決定しているナダルは、46本の凡ミスを犯したものの13本のウィナーを決め、2時間10分でマラソンマッチに幕を下ろした。ジョコビッチは、ナダルを上回る18本のウィナーを決めたが、52本もの凡ミスを犯してしまった。
この試合の結果、ジョコビッチとブレークが3位決定戦で、銅メダルを争うこととなった。
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