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全仏オープン大会第3日の27日、女子シングルスに強豪ロシア勢の一角、第4シードのS・クズネツォワ(ロシア)と第13シードのD・サフィーナ(ロシア)が登場し、ともに快勝で2回戦進出を決めた。
3年ぶりの決勝進出を目指すクズネツォワは中村藍子(日本)に6-2, 6-3で、先日現役引退したJ・エナン(ベルギー)に最後に勝ったサフィーナはK・ボンダレンコ(ウクライナ)は6-1, 6-3で、それぞれ勝利した。
2006年に決勝に進みながらも、エナンに敗れて準優勝に終わったクズネツォワは、「彼女(エナン)が会場に来ているときに、少しおしゃべりしたわ。そしたら、『頑張りなさい、今年はあなたの年になるわ。』って言ってくれたの。その言葉に元気付けられたわ。彼女に感謝してるわ。」とコメント。
加えて、「それに、彼女とはいい関係を保っているし、彼女が現役のときは尊敬していた。彼女は最高のアスリートの1人だし、彼女がツアー去ったのは本当に悲しいわ。」と話した。
クズネツォワは2004年のUSオープン以来の四大大会優勝を目指す。
また、サフィーナは「大会が始まって、ストレート勝ちで2回戦に行けたのは良かったわ。雨が降る前に終われたのもよかった。」とコメント。前哨戦のドイツ・オープンでは、エナンとS・ウィリアムズ(アメリカ)に勝利しているが、「1試合ずつ進んでいきたいわ。まだ(優勝について)それほど考えたくない。」と語った。
全仏オープンでは、先日第1子を出産したA・ミスキナ(ロシア)が2004年にロシア女子としてただ1人の優勝を果たしている。決勝に進んだのは、2004年決勝でミスキナと戦ったE・デメンティエワ(ロシア)と、2005年ファイナリストのクズネツォワの2人だけ。
今大会では、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)の他、第6シードのA・チャクエタゼ(ロシア)、第7シードのデメンティエワ、第11シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)、第21シードのM・キリレンコ(ロシア)、第25シードのN・ペトロワ(ロシア)ら、シード勢が上位進出とロシア勢2人目のローランギャロスを制覇を目指している。
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