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デルレイビーチ国際(賞金総額41万1千ドル)は15日、シングルス準々決勝を行い、予選勝ち上がりの錦織圭(日本)がB・レイノルズ(アメリカ)を6-2, 6-4で下し、ATPツアーわずか6大会目にして初の準決勝進出を決めた。日本人のツアー4強入りは、1995年の松岡修造(日本)以来の快挙。
「1、2回戦ともにいいプレーが出来たから、自信がついてきた。リラックスしていた。マルセロ・リオスのジャンピング・バックハンド・ストロークが好き。」と語る錦織は、同大会では2003年のR・ケンドリック(アメリカ)以来となる予選勝者の準決勝入りを果たした。錦織は昨年7月、インディアナポリスの大会で2回戦を突破してベスト8に進んでおり、早くもその記録を更新した。
この日の試合では世界ランク111位のレイノルズを下した同244位の錦織は、来週発表のランキングでは、この準決勝入りで175位前後に上昇することになっており、決勝に進出すれば146位あたりに急上昇することになる。
錦織以前にツアー決勝に進んだ松岡は、1992年6月にクイーンズで準優勝、1992年4月にはソウルで優勝を飾っている。昨年のプロ転向の際に「松岡越え」を口にしていた錦織のさらなる快進撃に期待がかかる。
その他の終了した試合では、第3シードのS・クエリー(アメリカ)が第6シードのV・スペーディア(アメリカ)との同胞対決を6-2, 6-4で制した。
第1シードのJ・ブレーク(アメリカ)はI・クニツィン(ロシア)と、第8シードのM・フィッシュ(アメリカ)はR・ジネプリ(アメリカ)と対戦した。
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