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(アメリカ、カリフォルニア州サンディエゴ)
アキュラ・クラシック(賞金総額134万ドル、ハード)は3日、シングルス準々決勝を行い、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)がS・ミルザ(インド)を6-2, 6-1で下し、連覇に向けて順当に準決勝進出を決めた。
これで今年6度目の準決勝進出を決めたシャラポワは、今季初優勝まで後2勝とした。20歳のシャラポワは、今年に入って右肩の故障に悩まされており、2度の決勝進出を果たしたものの、全豪オープンではS・ウィリアムズ(アメリカ)に、バーミンガムの大会ではJ・ヤンコビッチ(セルビア)にそれぞれ敗れている。
惜しくも敗れたミルザだが、今大会では第12シードのS・ペア(イスラエル)、第8シードのD・サフィーナ(ロシア)を下しての堂々のベスト8入りだった。しかし、第1シードの世界ランク2位に対しては手も足も出ず、シャラポワが第1サーブが入った23ポイントのうち17ポイントを獲得、また9本のブレークポイントのうち6本を奪い、61分で試合に終止符を打った。
シャラポワは準決勝で第3シードのA・チャクエタゼ(ロシア)か第10シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)の勝者と対戦する。
3大会連続の優勝を狙うチャクエタゼは、現在ハードコートで11連勝中で、シンシナティの大会で森上亜希子(日本)を下して優勝し、その翌週はスタンフォードの大会でも優勝している。今大会も好調で、まだ1セットも失っていない。
一方ウィリアムズは4度目の優勝を飾ったウィンブルドン以来初めての大会出場となっているが、木曜日の3回戦の第6シードD・ハンチュコバ(スロバキア)戦では6-0, 6-3で圧勝しての勝ち上がり。
両者の対戦はこれまで2度あり、いずれもウィリアムズが勝っている。ウィリアムズの今季の戦績は33勝6敗で、ツアーでは現在10連勝中。
ドローの下の山では、第11シードのP・シュニーダー(スイス)が準々決勝で第4シードのN・ペトロワ(ロシア)と対戦、6-4, 6-4で勝利し、準決勝に駒を進めた。28歳のシュニーダーは今季17大会目の出場で、2005年7月以来のツアー決勝進出、そして優勝を狙う。シュニーダーは木曜日の3回戦でも第7シードで同胞のM・ヒンギス(スイス)を1-6, 7-6(7-4), 3-6で下していた。
シュニーダーは準決勝で第9シードのE・デメンティエワ(ロシア)と対戦する。デメンティエワはノーシードから勝ちあがったM・キリレンコ(ロシア)を6-2, 6-4で下した。デメンティエワとシュニーダーは1997年以降これまで何度も対戦しており、ほぼ互角の状態だが、両者の今季の対戦は初めて。
一方敗れたキリレンコは今季初のツアーベスト8入りで、木曜日の3回戦で第2シードのJ・ヤンコビッチを下しての勝ち上がりだった。しかしデメンティエワにストレート負けを喫し、惜しくもベスト4入りとはならなかった。
今大会の優勝賞金は18万1,980ドル。
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