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(イギリス、ウィンブルドン)
A・イバノビッチ(セルビア)、V・ウィリアムズ(アメリカ)ら新旧二人の人気選手の勢いが止まらない。
19歳のイバノビッチはN・バイディソバ(チェコ共和国)と準々決勝を行い、3度のマッチポイントをしのいで4-6, 6-2, 7-5で逆転勝ちして4強入りを決めた。
「ウィンブルドンのセンターコートで試合ができるなんてすごいと思った。なので最初はちょっと緊張したけど、1ポイントずつ大事に戦って、第2セットも第3セットも1セットダウンから逆転できた。自分でも何が起きたのか分からないけど、すごい試合になった。」と興奮がおさまりきらないイバノビッチは、先月の全仏オープンでも見事準優勝を遂げており、まさに勢いに乗っている。
子供の頃は戦火に見舞われる故郷ベオグラードで、水を抜いたオリンピック・プールでテニスの練習を行っていたイバノビッチは、大一番の大事なときでも精神的な強さを見せる。
「あの頃はとても大変だったし辛かった。今やっと私達の苦労が報われるときが来たわ。」と、この日ベスト8入りを決めたN・ジョコビッチ(セルビア)ら活躍する同胞の選手たちと喜びを共有しているかのようだった。
S・クズネツォワ(ロシア)と準々決勝を行ったV・ウィリアムズは、安定したプレーで6-3, 6-4のストレート勝ちを収め、4強入りを決めた。
「ここまで来て他の選手が優勝候補だなんて言ったら、私のプライドが許さないわ。」と自信に満ちているヴィーナスは、今大会4度目のタイトルが手に届く範囲になり鼻息が荒い。4回戦でもM・シャラポワ(ロシア)を6-1, 6-3で一蹴している。
「手首の怪我がどこまで影響するか不安だったけど、今はとても健康な状態で、とにかく試合が楽しみ。私は大試合こそ本領発揮できるもの。」と、久しぶりの大舞台に気分が高まる。
準決勝ではイバノビッチと対戦する。両者はこれまでヴィーナスの2勝0敗。
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