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(イギリス、ウィンブルドン)
英国期待のベテランがセンターコートに散った。
ウィンブルドンは大会4日目の28日、当地で男子シングルス2回戦を行い、地元イギリス勢で唯一勝ち残っていたT・ヘンマン(イングランド)が、F・ロペス(スペイン)に6-7(3), 6-7(5), 6-3, 6-2, 1-6で敗れ、惜しくも2回戦敗退に終わった。
前日に降雨のため第1セットのゲームカウント1-1で中断されていた試合には、開始前から大勢の地元ファンが詰め掛けた。声援を受けるヘンマンと、スペイン出身ながら芝を得意とするロペスは、互いにサーブ・アンド・ボレーでゲームを組み立てていく。第1・第2セットをロペスがタイブレークで競り勝つと、会場には諦めムードが漂ったが、ヘンマンだけは違った。
第3セットでは見違えるような動きで主導権を握ると、合計10本のサービスエースを叩き込み、2セット連取で試合を振り出しに戻した。
しかし、反撃もここまで。最終セットではスタミナに勝るロペスの軽快な動きを封じることが出来ず、2度のサービスブレークを喫して試合終了となった。
ヘンマンは試合後、「今日は厳しい試合だった。最初の2セットに関しては、自分も堅実なプレーをしていたと思うし、彼(ロペス)が突破口を必要としていたと思う。結局ものにしたんだけどね。サービスブレーク無しで、よく頑張ったと思うよ。(第3、第4セットでは)彼がゲームを落としたんだ。だから、前向きに、どんなチャンスでもものしようした。」とコメントした。
大会前には、今年で全英挑戦は最後になるかもしれないと語った32歳のヘンマン。地元開催のグランドスラムでもう一花咲かせるためにも、1936年のF・ペリー以来の地元優勝を飾るためにも、また来年センターコートに戻ってきてほしい。
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