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テニスの全豪オープンを制したロジャー・フェデラー(スイス)が5日付の世界ランキングで、2004年2月2日から158週連続でトップをキープ。160週のジミー・コナーズ(米国)に続く連続世界1位記録の単独2位になった。
無敵のフェデラーに勝つ術はあるのか? この問いに、全豪オープン決勝で敗れたフェルナンド・ゴンサレス(チリ)のステファンキ・コーチは、攻撃し続けることをポイントに挙げた。
フェデラーは全試合ストレート勝ちでこの大会を制した。決勝ではフォア、バックともショートクロスを効果的に使って力に頼る挑戦者を、技に戦略性を加えて圧倒した。ステファンキ氏は「ボルグ(スウェーデン)以降で最高の選手。守りはボルグやビランデル(スウェーデン)並みの堅さだ」と高く評価する。
それでも王者を破る鍵はあると言う。全豪オープン後のオーストラリアン紙に、ネットプレーヤーが攻め続けることと指摘。「攻撃され続けるとフェデラーも苦しんでいる」との見解を示した。さらに「第1セットを奪うこと」と、王者の精神状態を平静に保たせないために先行策が必要と言った。
だが、実行できないのは「今ネットプレーをどううまくこなせるか知っている選手が少ない」。サーブ・アンド・ボレーに徹したエドベリ(スウェーデン)らの攻撃型の選手不在を背景に挙げた。(共同)(了)
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