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(アラブ首長国連邦、ドバイ)
火曜日に行われたドバイ・デューティー・フリー女子オープン(賞金総額100万ドル、ティア2)の1回戦で、第5シードのN・ペトロワ(ロシア)が同胞のM・キリレンコ(ロシア)に敗れる波乱があった。これまでペトロワとの対戦で2戦全敗だったキリレンコだが、この日は6-4, 6-1のストレートで下す殊勲をあげた。
この日試合を行ったもう1人のシード選手である第7シードのF・スキアボーネ(イタリア)は、6-4, 6-4でV・ラッツァーノ(フランス)を破り順当に2回戦へ進んだ。スキアボーネの次の対戦相手は、主催者推薦で出場しV・ズヴォナレーワ(ロシア)を2-6, 7-5, 6-3の逆転で退けたS・スファール(チュニジア)となる。
3年間の沈黙を破って今季カムバックし、素晴らしいテニスを披露しているM・ヒンギス(スイス)も火曜日に初戦を行い、S・ミルザ(インド)を6-3, 7-5で倒した。2回戦では第6シードのA・ミスキナ(ロシア)と顔を合わせる。
ヒンギスは試合後のインタビューで、「必ずしも良い試合が出来たわけじゃないけど、要所は押さえて勝つことが出来たわ。それにしても今日はミルザの応援でサッカーの試合のような大歓声だった。以前なら気になっていたけど、今はそんなのも平気になった。」とコメントした。
「ヒンギスは私が対戦したいと思っていた尊敬する選手で、それがかなってうれしい。」と語るミルザについて、ヒンギスは「あの小さな体の一体どこからあんなに凄いボールが返ってくるのか、とにかく驚いた。彼女に今後必要なのはコンスタントであることね。」と感想を述べた。
今大会のトップシードは、今シーズンここまで3大会連続優勝をあげているA・モレスモ(フランス)。先週ベルギーで行われたプロキシムス・ダイアモンド大会でも、決勝で地元の声援を受けるK・クレイステルス(ベルギー)を破り見事大会連覇を飾っている。
モレスモは、今大会で決勝進出を果たすと、クレイステルスを抜いて一昨年の夏以来となる世界ランキング1位に復帰する。モレスモは2回戦で、K・ナジを6-2, 6-0の圧勝で勝ち上がったH・ナギョーバ(スロバキア)と対戦する。
モレスモに続く第2シードは、昨年のチャンピオンであるL・ダベンポート(アメリカ)で、M・シャラポワ(ロシア)、J・エナン(ベルギー)=アルデンヌが第3、第4シードと続いている。この4人は1回戦免除で2回戦からの出場となっている。
エナン=アルデンヌは初戦で、予選勝者のK・ボンダレンコ(ウクライナ)と戦う。ボンダレンコは1回戦で、K・ペシュキ(チェコ共和国)6-7(4-7), 6-3, 7-6(7-2)の大接戦の末に下している。
今大会の優勝賞金は15万9千ドルである。
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